パンフレット制作、リーフレット作成の板橋区のデザイン 印刷会社ギルマン

美しく訴求力のある表現を!03-6909-8612

M ’ s B l o g C a f e S E A S O N

2017.01.23

魔境:宝川温泉の謎(ジャパネスク・ワンダースポット)

【お気に入り 温泉(露天風呂) vol.03】0106

この季節、無性に温泉が恋しくなる。そこで今回は、以前行ったこの湯宿の紹介を。過去ログがあるので、その時の文章をそのまま再現し、その時空にタイムスリップしてみよう。

2009年2月━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

季節は冬だ。 超忙しい中で、二日ほど取れた貴重な時間。当然、旅のベクトルを探る。
イメージするのは荒々しい冬山、真っ白い雪原、雪を踏みしめる心地良い感触、ホッとできる静寂な宿。そして当然、雪見露天、と。。

そこで今回計画したのが、群馬の水上を基点に谷川岳を望み、スノーシュー・トレッキングをやる。宿は、以前からもう一度行ってみたかった宝川温泉。
旅の組み立てという構想が、まさに雪のようなキャンパスに、スラスラとスケッチするかのようにその輪郭が入っていく。
後は「行動」という絵筆で、自由に着色し描き上げていくだけだ。

旅とは、絵を描く事に似ている。。

で、今回はこの温泉宿をテーマにしてみよう。前回初めて行ったのが、2005年の11月。秋も深まった紅葉の中での日帰り入浴だった。そこで見たものは、露天の圧倒的な広さと迫力、そして人間大もある天狗のお面等の「異常」なコレクションの数々・・・。


(写真はその時のもの)
 
当時の個人的日記でこんな風に書いている。

ここは、まさに河童天国だ!
この宝川温泉、久しぶりに頭をぶったたかれたような、心地良い新鮮な衝撃を受けた。『ジャパニーズ・アメージング・キッチュ』と言い換えてもいい。
 
正直ぶっ飛んだ!「温泉」という概念が、ここまで異様な広がりを持って目の前に迫ってくるとは・・・。
次回は1泊して、じっくりとこの湯宿のキテッレツなる神髄に迫りたいという欲求が、ふつふつと沸いてきた。

だから、丁度3年半ぶりの目的達成なのだった。しかも晩冬で雪のまだ残る、最高の露天の季節の中で。。

水上の駅前では全く雪を見なかったのに、さすが山深き秘湯の地。いい感じで雪が残っている。

全部で4つもある、広大な露天風呂。季節こそ違えど、何も変わっていなかった。何て素敵な事!
この渓流の宝川に沿って露天が掘られている。荒々しい瀬音が、心に深く染み入ってくる。。

そして至る所に、「妙なモノ」が置かれている。「飾られている」というよりは、「遊び心を持って存在している」というか・・・。

祠(ほこら)の中にも無数のコレクションが。巨大な天狗のお面も健在だった。

これなどは、あえてチープな造花だから面白い。不思議なバランス感覚に、脳髄がクラクラする。

極めつけは、古い廊下に無造作のようでいながら、アンバランスを楽しむかのように並べられているモノの数々。。

古美術の隣にテディベア。純和風の土産物のそばに、アジアの珍妙な民芸品。仏壇の横にヒョットコ等々・・・。
『何でもあり』という、不思議で不気味(良い意味で)、そして奇妙な楽しさ。「温泉宿は、非日常へのイザナイだ!」という事だろうか・・・。
さすが「魔境」と惚れ込んだだけの事はある(笑)

ひととおり見た後、夕食前にさっそく「ひとっ風呂」だ。念願の「雪見露天」。
日常に溜まったあらゆるシコリが、ゆっくりと湯に溶けていく・・・。

食事は、いいムードの個室で。イワナや地の野菜の炭火焼、ヒメマスや鯉の洗いのお造り、タラノメの天ぷら、おまけに熊汁と、、内容的にも申し分ない。
酒はもちろん「谷川岳」。清涼な雪解け水を想わせる、切れ味のいい酒だ。

そして一眠り後の深夜2時。真夜中の露天に浸かる。誰も居ない、100畳もある湯を独り占めだ。この時の充実した気分やイマジネーションを語りだしたらキリが無い(笑)
ただ、露天の真髄は『湯煙と霧の位相関係にある』とみた。どちらも、最も国内旅の奥深さを演出してくれるものだから。

「幻想」という名の至福、、「シュール」という名の飛翔。。。
また部屋で一杯やりながら、夜明け(黎明)を待つ。辺りが一瞬コバルトに染まる。僕が一番好きな時間帯だ。

山の早朝の切れるような寒さ。だからこそ、湯煙で暖をとる時の心地良さ。。

大気は青から水色に、そしてゆっくりと夜が明けていく。そして、な、何と、この時、雪がパラツキはじめたのだった。
(あまりの嬉しさに、その感触を味わう方に気をとられていて、写真には収められなかったのだけど・・・笑)

「旅の幻の写真」とかけて、「タコの卵巣」と説く。その心は?
『本当に貴重で美味しい珍味(シーン)は、漁師が船上で真っ先に食べてしまうので、市場には出回らない』
(写真を撮るよりも、その一瞬を自分の眼と脳髄に焼き付ける方が先だ)(爆)

当然、早朝のひとっ風呂。冷え切った体を伸ばし、ただただ、『あ~~~~~~~~~』という言葉しか出てこない。
顔に当たる冷たい綿のような雪の、なんと心地いい事! 露天の醍醐味は、この3回の非日常的なプレミアムな時間の中にある。夕暮と、真夜中と、早朝と・・・。

昨今、24時間入れない宿が急激に増えている。。宿側の一方的な決まりで、深夜12時から6時まで入浴禁止ときたもんだ。理由は、お上からのオタッシで「安全の為」だという。嘆かわしい、、まったく馬鹿げている。。滑って危険とかの個人の安全確保は、自分自身でするものだ。
どこまで、この異様な(この場合、悪い意味で)自己管理を無視した、過保護&強制的な管理主義がはびこっていくのだろう。。どんどん世の中、自由を奪う、嫌な時代になっていく気がするなぁ・・・。

『24時間OKの宝川温泉よ、時代の泥波に負けるなよ!』と。

朝食後、古くから運営に携わってきた宿の人に話を聞く機会を得た。なかなか興味深い事をいろいろと・・・。ここでは長々と書くスペースはないけど、一つだけ。

『あの置物や飾り物たち、特にこれといった考えはないのです。先代が趣味で集めた「ガラクタ?」を、ただ気の向くまま置いて、見る人に自由に何かを感じてもらえれば。。
温泉だからといって、かしこまって純和風で統一している所や、洗練された所は他にいくらでもあるわけで、、ここは同じようにはしたくないのですよ』と。

その考え、、あっぱれ!!

その話を聞いてから、更に見るもの全てに、新鮮な心地良さを感じるのだった。
崩れかかったような不思議な土間も、

今にも土に返りそうな昔ながらのストーブも、しっとりとした味わいがある。
「朽ち果てたモノにしか出せない美」を感じる心は、開放的な露天のある湯宿がよく似合う。

また必ず来よう、、そう思った・・・。

日本もいざ歩いてみると、かなり広い。だからこそ、全国をいろいろと見て回りたい。でも少なくともここは、何度でも来たい、僕の大のお気に入りの湯宿なのである。

写真&文 by 板橋区の印刷会社ギルマン 代表:三輪アキラ

2017.01.14

七色のプリズムの煌きに魅せられて☆彡(箱根・ガラスの森美術館)

【お気に入り 公園&パーク vol.04】0105

いよいよ2017年が始まりました。僕にとっては大きな節目の年。
今年もそんな日々の羅針盤になるように旅ブログをUPしていきますので、どうぞ気軽に遊びに来て下さいね~ヽ(´ー`)ノ

さて、今回はこの季節にピッタリのテーマで。以前ある人から刺激を受け、ちょっと前にポーラ美術館を中心に箱根散策を。

元々は、そんなにはこのエリアは詳しくないのです。 今まで、彫刻の森や千石原のススキ、箱根園の水族館やユネッサンスをポチポチと。。
・・・となると、一泊してゆっくりと温泉に浸かり、2日間で色々まだ見ぬ所を回ってこようと。

で、この時はポーラ美術館もスタイリッシュで良かったのだけど、思わぬ収穫が! それが今回取り上げる「ガラスの森美術館」。
名前はもちろん知っていたのだけど、単に「ガラス工芸品が室内外に展示されている所」というイメージしか。。ところがどっこい、ここもケッコー良かったのです♪

例えば、ディズニーシーは流石に面白い。ただもう誰もが知ってるし、プロモーションにも巨額な資金が導入されていて、あえて僕が取り上げる必然性は全くないのです。。

そんな中で、アミューズメント大好き人間の僕ですら初めて。。あるいは、良いのだけど宣伝ベタでレアになってる所を、ここでは取り上げたいなぁ♪
そんな「応援歌」のような紹介の仕方が、僕っぽくて、いいかな、と。知らなかった人には、かなり刺激になるしねっ☆彡

いや~、比較的近い所にも、まだまだ余り知られてない面白い施設があるんだなぁと、改めて思いましたよ!☆[゜ー^]

『あ~、なるほど~、、こういう事だったのか~!』
入り口で花を模した、木に施された無数のクリスタルガラスを見て、ちょっと嬉しくなってしまったのです♪ これこそが、「ガラスの森」の実体だったのだ!

それは、周囲の冬枯れた木との相性も良く、とてもエレガンスに感じたのでした^^ この季節に来たのが、正解だったかなっ(^◇^)

一粒一粒が精巧に飾られ、見る角度によって、プリズムの反射で様々な色に煌く。。

降りしきる雪の様でもあり、見方によってインスピレーションを無限に膨らませてくれる♪

厳しい寒さに咲く、早咲きの透明な梅の花のようでもあり、、夏の高原を彩る朝露の結晶の様でもあり・・・。

園内はこじんまりとはしているものの、程好く演出されスッキリとまとまっていて、好印象^^

透き通った幻の雨降る、どこか見知らぬヨーロッパの街角?


(※公式サイトから) 

ちょうど、ベネツィアの仮面舞踏会をイメージした貸衣装のイベントをやっていた。

この趣向もなかなかGOOD! 訪れてた人の何人かが、楽しそうに着ていたなぁ^^ 最近はほんと、コスプレブームなんだよねっ。

「ガラスの森」はシンシンと静かで、冬の凛とした透明な大気との相性がとてもいい♪ 太陽光をプリズムのように反射する、白昼夢のような光の世界。。

それは、よくあるLEDのイルミネーションやレーザー光線とは全く違う、風にそよぐ、もっとずっとナチュラルな煌き。
自由に光の色の粒が、大気と戯れている・*:..。o○☆*゚¨゚゚・

館内に入ってみよう。

中世のお城をモチーフとした、なかなか凝った内装。

しばし、ボ~っと、バーチャルな異空間の中に埋没していく。。

見事なベネツィアングラスの数々。

ガラス特有の煌びやかな光の舞、、迷宮のような構成の造形美・・・。

そして暖を取りにCAFEに入る。

夕暮近く、森は昼間とは違った静謐な時を迎える。

風にそよぐガラスの花一粒一粒が、光のシンフォニーを奏でる.。♦♫⁺♦*゚¨゚・*:..。♦♫⁺♦*
それはちょっと今までに見た事のない、ファンタジックな光景だった^^

バーチャルながらも、よりナチュラルに無限の色彩が弾け、そして踊る。。

陽が完全に落ちると、風も強まりキラキラが増幅され、更なるクライマックスを迎える。

それはイマジネーションの中にある、プライベートな聖夜☆彡

こんな夢のような時間もあっていい♪

思えば、ずっとプロモーションを手掛けてきたジープ島のコンセプトが、『ナチュラル・ファンタジー』。
「自然界の中にこそ、心をときめかせる真のファンタジーがある」という、僕のオリジナルワードなんだけど。。

例えばそれを広げていけば、虹やオーロラであったり、水中のシーンであったり、更にはグランドキャニオン等の壮大な地形であったり、野生動物の迫力あるシーンだったりと・・・。
そういった人の手が入らない、超ナチュラルなものがもちろん最高なんだけど。。でも、それと好対照を成す人の手が入った、こういった趣向を凝らしたアミューズメントも、またいいのですねぇ☆[゜ー^]

結局、一方だけに偏らないその変幻自在で振り幅の大きい往復運動を消化してこそ、より自由にイマジネーションを膨らませられるような気がする。。それは「アート」にも通じる事♪

これからも実際に自分の眼で見て、どんどん面白いアミューズメントを紹介していこうと思います。
ここを訪れた方々、何かレアで面白そうな所があったら、是非教えて下さいね!^^
なにせ一例を言うと、門司港を旅した時も、わざわざスペースワールドにも寄ったぐらいなので(爆)

写真&文 by 板橋区の印刷会社ギルマン 代表:三輪アキラ

2017.01.07

冬こそ、青空と太陽の季節だ!(見沼へ至るロードウォーキング)

【近場トリップ 首都圏散策 vol.03】0104

この時期、風の弱い穏やかな日がいい。冬の暖かな陽射しを浴びながらなら、ただ歩いてるだけでも心地いいからだ。
この年末年始は、埼玉のこんなコースを歩いてみた。車の通らない、見沼川に沿って永遠と続く遊歩道。それは地味ながらも(笑)なかなか静かで快適だった。

サイクリングロードも平行して別にあり、たまにすれ違うのは犬を連れての地元の散歩人だけ。。何よりも「川に沿って」っていうのがいい。
川に沿っての遊歩道と言えば京都の哲学の小道が思い浮かぶ。ただこちらはどちらかと言うと、思索と言うよりも頭の中が空っぽになる小道かなっ☆[゜ー^]

そして驚く事に、この名称:緑のヘルシーロード、埼玉を南北に56kmも続いているという。。メインスポットは見沼自然公園。ここがまた再度、地味(笑)ながらもけっこう気に入ったのです。

葉を落とした樹形はシルキーに凛としていて、青く広々とした空を見せてくれる。だからこそ、こうも言えるのだ。
『冬こそ青空と太陽の季節だ!』と。

冷えた大気だからこそ、歩いていて浴びる太陽の恵みがありがたい。

趣のある寺があったり、

こんな標識があったりと。。

これが東京近辺の、基本的な冬の色かなっ。

青々とした新緑もいいけど、僕はこの中間色のシックな色も好きだ。

この研ぎ澄まされたフォルムも。

そして見沼に到着。初めて見る沼だ。沼岸は最小限の護岸で、自然が保たれていて原生沼の趣もある。。悪くない。

やはり最後の到着地点には「水」が絶対に必要だ。

ではなければ、「変化と帰結」という意味で随分味気ないものになってしまう。。

水は時にハッとする造形シーンを生む。

更に冬の色を水面に映してみよう。

そして徐々にオレンジ色を含んだ大気が水に溶け込み、

様々なマチエールを生み出し、

目を楽しませてくれる。

さあ、今日はここで「オープンエアBAR」と洒落こもう。

太陽の沈み具合で様々な色彩を見せてくれる、

この極上の時空間の中で・・・。

写真&文 by 板橋区の印刷会社ギルマン 代表:三輪アキラ

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