パンフレット制作、リーフレット作成の板橋区のデザイン 印刷会社ギルマン

美しく訴求力のある表現を!03-6909-8612

M ’ s B l o g C a f e S E A S O N

2016.08.29

真夜中からの彷徨(ハチの巣色の街:エジンバラ)

【複数編の海外旅 イギリス縦断の旅 vol.02】0087

旅に出たい。それも、ひたすらインパクトのあるビッグな旅に出たい。。ここしばらく仕事で缶詰状態が続くので、その想いはもうはち切れそうだ!(≧∇≦)
こうなったら11月、僅かに可能性のある、今一番行きたい「モロッコ」に標準を合わせ、目の前にぶら下げたニンジンのごとく、何とか日常を乗り切っていこう!(^。^)

で、今回は久しぶりにイギリスに戻って、一番インパクトのあったこの地で。
スコットランドの首都でもあり、深く重く、街自体が城を中心とした要塞のよう。そして中世の面影がそのまま残されていて、歴史ある美術館そのものの中を歩くような気分だった。7月の真夏だというのに、冷たい雨も降り、暗く陰鬱な霧が立ち込める。。

・・・でも、限りなく美しかった。
歴史的な中世の都市が残されているという点で見れば、おそらく世界一興味深く個性的な街ではないだろうか。

早朝、日の出前。4時前の暗いうちから歩き始めた。まだ夜だ。そして少しずつ白み始め、荘厳なる朝を迎える。その光の移り変わりが好きだ。そしてこの時間帯に、最もその土地の本質が現れる。息遣いが聞こえてくるように。。

とにかく歩くことだ。そして自分の目と勘だけを頼りに、フッと「感じた」モノにさりげなく心のシャッターを押す。ついでにカメラのシャッターも。自分が一対一で、サシでその土地と向き合える、唯一のプレミアムタイムがこの時なのだ。

今回も例によって、観光案内的な記述は一切ない。名所・旧跡の説明のたぐいも。元々、自然の造形美は別次元として、人間の造ったモノは「所詮」という気持ちが何処かにある。そしてそれら以上に、自分が感じた「名もないシーン」に興味がある。その人知れずビビッと異彩を放つ情況に触れた時にこそ、あ~自分は旅をしてるんだなぁと実感できる。

孤独だが自由。旅とは自由を謳歌する事だ。
全ての五感が開放され、「異郷の中の異邦人」として、あらゆる日常の鎖(クサリ)から解き放たれる。僕は、これこそ旅の醍醐味だと思っている。

そして写真一点一点に短い言葉(タイトル)だけを添えてみた。この添える言葉はとても重要だ。その言葉で、作者の見ている視点が決まってくるからだ。
写真の絵柄だけで何かを語り、見る人間が自由にイメージするのもいい。だけど自らがアートディレクター。ポスター等の「短いキャッチフレーズの妙」の世界でずっと勝負し鍛えてきただけに、言葉の重要性をとても重視している。

だから写真展などでも、添えてある言葉やタイトルを見るのも好きだ。その作者の眼差しも感じられて、二重に楽しめる。
な~に、『自分だったらこの言葉を添えるのに、な』で、自由に見ていこうじゃないか。

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天空の中に潜む、幻の街。 

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コバルトの空がある闇の劇場。

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スポットライトと喝采を浴びた三人の役者達。

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コッツウォルズが「ハチミツ色の村」なら、ここは「ハチの巣色の街」。

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天使の眠り。 

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微粒子を伴なう、大気の眼差し。

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他界からのメッセージ。 

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塔・源・郷 

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(映画)未来世紀ブラジル。 

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路地裏の息遣い。

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「街」という名のギャラリー。 

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音は石の中に吸い込まれる。

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裏道の誘惑。

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時間の回廊。

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『人生とは耐えることだ。。』 『あっ、そう。』

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『だが、もういい加減にしてくれないか?』 『やだよ~だ。』

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ゴミ捨て場の、愛でたい紅白の宴。

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最後に、、樹木の隙間から見えた塔に、一瞬ハッとした。映画「最後の猿の惑星」のラストシーンに出てきた地底人のロケット。。僕にはくっきりとそう見えたのだ・・・。

◇ ◇ ◇

エジンバラ、、今のところ、僕の一番好きな街となった。ロンドンとも違う、もちろんパリやローマやニューヨークとも。もっとずっと不思議で哀愁に満ちている。写真は全てオールドタウンだが、ファッショナブルなニュータウンもすぐ近くに。
そして、花咲く公園や緑の丘、美術館や博物館も手の届く近さに。歩いて回れる、ほど良くコンパクトにまとめられた瀟洒な感じがいい。

石の文化ならではの重厚なディティール。坂の多い複雑で立体的な地形。そして都市としての陰と陽。華やかさと殺伐さ。伝統と破壊。秩序と無秩序。それらが見事にギリギリの緊張感で危うく調和している。

こうなったら、見ておかなければならない街が幾つかあるなぁ。プラハを筆頭にベルリン、リスボン、ブタペスト等など。。まだまだ僕の旅も第4章が始まったばかり。。

次回はまだ決まっていませんが、今後も週1回のペースを崩さずUPしていこうと思います。
Photo by 板橋区の印刷会社ギルマン 代表:三輪アキラ

2016.08.25

原野を吹き抜ける、風とイマージュの小宇宙(北海道・トドワラ)

【エリア別国内旅 北海道 vol.01】0086

ずっと前から、僕の旅のテーマは「どこか見知らぬ大地」だった。学生時代のとある時期は、ドイツorオランダ系プログレシブ・ロックをひたすら聞いていた。。
タンジェリン・ドリーム、あるいは、クラウス・シュルツ、グリーン、ソリューションetc.。
それは地球を離れ、別の天体に想いを馳せること。いや、地球の中にあっても、別の惑星を感じ取る試みと言ってもいい。

遊星的郷愁を求めて・・・。

この一行に、全てが集約されている。
更に、画家のロジャー・ディーンが描く、イマジネイティブで幻想的な大地に引きつけられていったのも、この頃だ。
だから旅とは、まだ見ぬその圧倒的シュール=幻想性を追い求めるところが大きいのです♪

◇ ◇ ◇

今年は忙しくて、残念ながら大好きな夏の北海道には行けなかった。。でもブログがある。こういう時の為の、つかの間のイメージ紀行。

実はこの時の道東の旅は、ひたすら「トドワラに行きたい!」という願望からスタートしたのだった。
南の根室半島と、北の知床半島のちょうど中間にあたる、海老が丸まったような不思議な形の野付半島。その突端近くに、このエリアがある。
広大な北海道にあって、鉄道も通っていない、バスもほとんどないという、知床以上に最果ての地でもある。

満月の日、その見知らぬ幻想的で荒涼たる大地に立たずみ、果たして何を感じ取れたのか?
それを再度ここで確かめてみよう。

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立ち枯れの木が連なっている光景は、高山ではよく見かける。あるいは山上湖でも。だがここは海抜ゼロメートルなのだ!

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広大な海をバックに、その不思議でシュールなシーンに陶酔していった・・・。

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朽ち果てたものにしか出せない、長い年月の囁きと風の旋律。。

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それは眠っている記憶に仕舞われた、何時かどこかで見たような光景。

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ハマナスのピンクが目に眩しい。

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短い夏の日、弾かれたように、ここにお花畑ができるのだ!

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沼のような海面は空を映し、光の造形美を歌い上げる。

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空は無限の広がりの中で、天空に色彩のドゥローイングを施す。

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野生のアザラシが、気持ち良さそうに日向ぼっこをしていた。日本にあって、まるで大陸のように懐の深い大自然が、ここには広がっている。
ただ居る。ただ見る。「気持ち良さそうだね~^^」と。

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そう、この感じだ! このフィーリングだ! 余計なものはいらない。これだけでいい。。

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オレンジがそよぎ、バーミリオンがゆらぎ、クリムソンが薫る。

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この、「色彩の小宇宙」の中で。

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感じること、ひたすら感じること・・・。

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葉も花も実も着けず、凛(リン)と孤高に立っている姿。立ち枯れの、この削ぎ落とされたようなシルエットが好きだ。
まるで「光と水と風が彫った彫刻」のように。。

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そしていよいよ夕暮もクライマックスに!

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惑星が、つかの間の眠りに入ろうとしている。

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満月の時にしか出会えない、立ち枯れと月の水平線上のツーショット。それを見たかったのだけど、あいにく東に厚い雲。。
でも、ほどなくして、雲上から月が顔を出し、このトドワラを優しく照らしてくれた。

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突き跳ねるように、妖しく静かに、そして不思議な喜びを伴なって・・・。

PS.月と太陽の運行を最大限に重視した、新たな価値観の「ネオ・ディスカバリー」という独自の旅の概念を、ふと立ち上げてみようかと思う。
考えるのではなく、あくまで感じること。。僕たちの住むこの星は、、美しい♪

次回はまだ決まっていませんが、今後も週1回のペースを崩さずUPしていこうと思います。
Photo by 板橋区の印刷会社ギルマン 代表:三輪アキラ

2016.08.20

避暑地の瑠璃色の朝(シャンパンのような大気:サンモリッツ)

【複数編の海外旅 スイス・アルプス縦走 vol.03/09】0085

今回は、以前に行ったスイスで涼を取りましょう。
この時は、ツェルマット、ヴェンゲン、そしてこのサンモリッツと、3つのリゾート地にそれぞれ2泊ずつしたのだった。それぞれ個性があって良かったのだけど、その中でもこのサンモリッツに一番惹かれたし、印象に残っている。「マッターホルンの町:ツェルマット」は特に人気なのだけど、それでもなお。。
おそらくその理由は、読んでもらえれば分かるかなぁ、と☆[゜ー^]

一つ言えることは、これからも度々使うであろう「シャンパンのような大気」とは、元々この地を表現するのに昔から使われている言葉。日の光に当たっていても、空気がシュワっと弾けるかのように清涼で心地いい大気。もうそれだけで虜(トリコ)になってしまったのだ♪

霧ケ峰よりも高い標高1800m。しかも緯度的には北海道よりも北(@_@;) この立地条件と、晴天率が実に322日という奇蹟のような気候がそれを具現化しているのだろう。。

どうです。この季節にピッタリでしょ! 是非、体感温度を数度下げてみて下さいね~☆[゜ー^]

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ここは、サンモリッツ湖を中心とした避暑地。美しい湖面と、スタイリッシュな湖岸のホテルが素敵だ^^

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シャンパンのような大気。。それは、夏は木陰に入りたいという概念を覆すかのように、日の光に照らされていたいと思う、理想的な気候なのだ。しかも晴天率も高い。太陽に当たるのが大好きな僕にとって、これは最大級のポイント♪

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湖に沿って高台に建つ瀟洒な別荘やホテル。。野の花にも包まれて、それはそれは味わい深いのだ☆彡 まさに、『ナチュラル・ゴージャス』!

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この地では絶対に行きたいと思っていた、セガンティーニ美術館までゆっくりと散歩してみる。この地方(エンガディン)をこよなく愛し、暮らしていた画家だ。しばし、その絵画の世界にどっぷりと浸かってみる・・・。

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その美術館のテラスから見下ろした光景。。湖と町が、ほんと違和感なくしっくりと溶け合っている。

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絵を鑑賞した後は、感覚もより鋭敏に。。そのせいか、別荘やホテルから見え隠れする湖面が、事のほか美しく感じる(´_ゝ`)y-~~~ 
どこを切り取っても、シックで落ち着いているなぁ^^ まさに、「大人の避暑地」という雰囲気。光と影と湖面が、憂いを伴なって絶妙なハーモニーを奏でる♪

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とあるホテルの看板。デザイン的に、なんて鋭いセンスなのだろう・・・。ソルダネラとは花の名前。。

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もうこの3時間ほどの散策で、すっかりこの地が気に入ってしまった^^
僕自身が「湖好き」というところもあるだろうな。。なんせ、テンプターズの「エメラルドの伝説」の世代だから☆[゜ー^]
「ミッズウミ~ニ~、キミハ、ミッヲナゲ~タ~♪」 ・・・違うか、、(爆)

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そして翌朝、3時半起床。4時にホテルを出て朝の散策に向かう。・・・・・・大気は深いコバルトに包まれていた。。
夏の高原の午前4時。。それは最もプレミアムで美しい時間帯だ。

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高台からは、湖畔に降りるエレベーターを利用する。そこで見た光景とは!
ここから貴重な連続ショット。

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ん?サンモリッツのシンボルである太陽マークの向こう側に・・・。

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ジャ~ン!
ドアが開いて見た光景には、ほんと一瞬ドキッとした(@_@;) 蛍光灯の人工光と、大気の青い光とのせめぎあい。。朝の大気とは、本当に青いのだ!!
このシーンは永遠に自分の心の中に刻み込まれるだろう。。

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・・・湖面は穏やかに静まり返っていた。。湖の周りを一周するのに1時間と記されてある。ブラリと散策する程度に考えていたけど、よしっ、こうなったらチャレンジだ!

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朝の青い大気の中で見るヤナギランは、とても不思議なピンクだった。。

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徐々に夜が明け、辺りが刻々と明るくなっていく。この現在進行形の光の移り変わりを肌で感じる事。これこそ早朝散歩の真髄♪
カモ達までもが、どこか優雅だ^^

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これだけの町並が湖の回りにあっても、湖面は美しく透き通っていた。。日本じゃ考えられない事・・・。しかも湖岸には、どこも色とりどりの高原植物が咲いている♪

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・・・と、一人の初老の男性がポツンと釣りをしていた。時間がなかったので、目で挨拶する程度だったけど、とても奥深さと知性と哀愁を感じさせる人だった。。
ふと、ヘッセの事が脳裏をよぎった。 「湖畔のアトリエ」・・・。彼がよく訪れたというシルス・マリアは、この先のシルス湖の畔。車で20分ほどの素朴な町だ。更に晩年を過ごしたのは、ここからも比較的近いルガーノ。どちらも湖畔の町。
自然と人生の美しさを見いだす、ナチュラルな詩人、ヘッセ。。

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そして、永遠に流浪する、旅人のような作家・・・。

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それにしても、なんて美しい湖岸なのだろう。。山上湖ならともかく、こんな大きなリゾート地なのに・・・。
更に深く深く、この地に引き込まれていった。。。

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ふと見ると、一人の女性が読書をしているようだ。湖面の煌めきとの対比が、とても美しいシーンに感じられる^^

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これは今回の旅の中でも、特に気に入ってるワンショットなのです♪

◇ ◇ ◇

狂ったように世界中の海を潜り、「青い水中」を彷徨ってきた自分だけど、いよいよ陸上の「青い大気の中」をも彷徨えるようになってきたんだなぁと思う。ようやくこの地球の奥深き「青き地上」の元でも、心を浮遊(ダイブ)させる楽しみを味わうだけのキャリアを積んできた訳だ。。

キャリアだ! 年輪を積み重ねる事は、やはりとてもいい事だと思う。体は少しずつ衰える方向にあっても感性は衰えず、逆に更に冴え渡り、精神をより高次な高みに持っていく事ができる。そしてより人生を味わう事も可能だ。
「青春」とは、年齢には関係なく、心の持ち方の中にこそあるから。それが「ヘッセの精神」かなっ☆[゜ー^]  僕はそう思っている♪

次回はまだ決まっていませんが、今後も週1回のペースを崩さずUPしていこうと思います。
Photo by 板橋区の印刷会社ギルマン 代表:三輪アキラ

2016.08.14

潮風と真水と太陽のブレンド(南房・LANIKAI)

【お気に入り ホテル&旅館 01】0084

夏の避暑で「山」とくれば、当然次は「海」でしょう♪
潮風で心の「モヤ」を吹き飛ばし、溜まっている「ヨゴレ」を真水で洗い流し、爽やかな太陽の下で「オリ」を煮沸消毒したい! スカッと、ねっ!! そう思うと、もう居てもたってもいられない (≧∇≦)

ところで、潮風と太陽は分かるけど、この真水とは? そう、プールの事なのです。それも、極上の^^
これまで世界中の南方へ行き、2000本以上ものダイブをしてきました。もちろん海が主役なんだけど、ただ「土地」と「ホテル」も同じぐらい重要なのです。
それぞれのエリアの香りを嗅ぎ、その地を散策し、その空気にピタッと合ったホテルを物色して泊る。。

これまでも、無数のホテルに泊った。モルディブではリゾートを変えて、もうかれこれ10回ほど。パラオは11回。カリブ方面も、いろんなエリアを10回ぐらい。
そして当然、ハワイ、バリ、インドネシア、マレーシア、タイ、フィリピン、ミクロネシア、オーストラリア、レッドシー等など・・・。

ダイブとセットで、とにかく泊まり歩いた。そしてホテルとは、その土地の魅力を映す一つの完結した小宇宙なのだ。それぞれのセンス、アイデア、個性の謳歌。だからダイブ2000本以上とは、積もり積もって結果がそうなっただけで、基本は「南という地」の、あくなき探求だったように思う。

そして、ジープ島やモルディブのようにハウスリーフが良い所は、当然なくていいんだけど、それ以外では「青く澄んだ水=オアシスの象徴としてのプール」は、とても重要な要素なのだ。
南のホテルでは、これが一番のポイントとなる。言ってみれば「ホテルの顔」。
ジャングルプールやプールバー、バリのような沐浴プール、滝で繋がった巨大なアミューズメントプール等など、そのアイデアや創意工夫に接するのは、とても面白い♪

前置きが長くなってしまったけど、毎年必ず行っている南房総。僕がとっても好きなエリアだ。湘南や三浦、伊豆と違って意外に知られてないし、静かでゆったりとした土地柄と、スレてない素朴さがある。何よりも北海道のように、まだまだ未開拓なところがいい。

そして、今回紹介するホテル:LANIKAI。このエリアでは、アクシオン、オーパ、憩いの村と泊ったけど、まだまだいろいろと面白そうなホテルやペンションがあるのです。
ここも色々と「アラ」はあるのだけど、ことプールサイドに限っては、今のところ近場では10本の指に入ると言っていいでしょうヽ(´ー`)ノ  

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ピークを避けさえすれば、とても静かに落ち着いて過ごす事ができる。

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所々、いいセンスを感じさせる。

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ロビーにも、「南」を感じるなぁ^^ ガラス越しに海とプールが見えた。GOOD♪

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さっそくプールサイドに出てみた。おっ!この空気感、、「ピン!」と閃くものがあった ☆彡

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空に開放感がある。そして、海との一体感がいい。吹き抜ける風の色も爽やかだ。

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さてと、ではプールサイドで、水とくつろぐとするか~☆[^ー゜]  

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この日は初日。明日まだ一日あるのだから、軽く流す程度でね。

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それにしても南房に来れば、晴れてさえいれば充分に快適な夏だ。東京の暑苦しくホコリ臭い大気と違い、爽やかな陽光だからこそ、浴びたい♪

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で、夕暮のしっとりとした、いいコロアイ。さっそく、ひとっ風呂^^

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バリ風か~、なかなか面白いじゃない。

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ここで一つ興味深い発想が浮かんだ。
昼間のプールは、太陽サンサンの暑い大気に対しての、冷たい水の心地良さ。夕暮の露天風呂は、陽も落ちた肌寒い大気に対しての、暖かいお湯の心地良さ。。
ん~、これは深い! 同じ日に両方出来てしまう、他の国には無い「ネオ・ジャパネスク」の真髄か!! とてもユニークな発見をした一瞬だった♪(笑)
そして、バリミュージックが流れるエキゾな空間の中で、ただボケ~~~っと^^

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そして大気は、一瞬のプルシャンブルーに変わる。今夜の月は、月齢5.7。三日月と半月の中間。

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夜のライトアップされたプールも好きだ。夢とも覚醒ともつかぬ、浮遊した時空に漂う・・・。

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そして、ぐっすりと寝て疲れも取れた、静かな朝を迎える。いつも、睡眠時間を削って行動しまくっている旅が多いのだけど、こういう旅もいいねぇ ☆[^ー゜]  

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南国風の渡り廊下も、

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ハイビスカスの花も、透明な光の中で心地良く揺れていた♪

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プールサイドの明るいテーブルも、朝食の質も、とても良かった^^

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さあ、これからは、「夏」を思いっきりエンジョイする時間!ヽ(´ー`)ノ

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昨日以上に雲が少なく、くっきりと太陽が顔を出してくれた。「青」とは、太陽が創る色。広大な太平洋を望みながら、水の上にプカプカ浮かぶ。海にこのまま溶けていきそうだった・・・。

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太陽があるから、水が嬉しい^^ そして、ほてった体だから、ビールが美味しい♪ 更に、海が目の前にあるから、限りなく心が楽しい (^◇^)

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このキラキラとした、「潮風と真水と太陽のブレンド」の中で・・・。

次回はまだ決まっていませんが、今後も週1回のペースを崩さずUPしていこうと思います。
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2016.08.10

山小屋は文学の香りがする(鷲ヶ峰ヒュッテ)

【よく行く所 霧ケ峰 01】0083

一昨日、出張先のポンペイから戻り、東京の異様な暑さを感じている(;>_<;) さっそく気分だけでも「高原に避暑」をと、ホームグラウンドとも言える霧ケ峰をUPしてみよう。

ここは僕の高原の故郷のような所。父の会社の寮がこの地にあったので、少年時代、よく家族で行っていたのだ♪
清涼な空気、たおやかな草原の連なり、多種多様な高原植物の数々。。
6年前にスイスに行ってみて、その本場アルプスの雄大さに感動したから故、この二つの国の高原の差異を感じてみたいと。。

実は霧ケ峰、以前こんなテーマで過去ログしていた。
『山小屋はいつでもヘッセと供に』 一部抜粋してみると、、

山小屋(ヒュッテ)が密かなブームを持った時代があった。ペンションというものが流行するかなり前。この霧ケ峰のヒュッテ・クヌルプが当時、その憧憬の的だった。
ヘッセの小説の題名から取ったというこの名称。。少年時代、最も影響を受け、好んで読んでいたこの作家のイメージ。それがいつまでも僕の中で、山小屋への郷愁と供にある・・・。

ん~、だよねっ。ヘッセの故郷のドイツ、スイスはほとんどドイツ圏、ヒュッテもドイツ語、山小屋のイメージを持つヘッセ、そしてその原点だった霧ケ峰。。なんか不思議でほろ酸っぱい因果関係をも楽しみながら、この地に再び帰ってきた感じだ☆彡

そして前からとても泊りたかった山小屋(ヒュッテ)があった。でも、その時は満室で断念。(;>_<;)
で、この時念願かなって2泊出来たのだった。

イメージ通りの、なかなか素敵な所。ただ単に「山に泊る小屋」というのではなく、山小屋が本来持っている、人混みを離れ、山の最深部に泊るゴージャスさと詩情。。まさに、ヘッセの精神かな^^ それを、脈々と受け継いできている感じがしたのでした♪

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霧ケ峰のシンボル、八島湿原。標高1630m。もうここに何度訪れた事だろう・・・。

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少年時代、学生時代、そしてその後の社会人としての記憶。それが「今、この瞬間」との、不思議で濃密な意識の交錯。。

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何も変わっていないような、少しずつ変わってきたような、ほろ苦い時間というものの移ろい・・・。

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こんなヤナギランの群生は、記憶には残っていない。。花は毎年少しずつ入れ替わり、新たな高原の表情を見せてくれる。

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高地にだけある爽やかな大気、そして鳥たちの声、、タイトルを付けるとしたら、『高原の喜び』、だろうなっ。まさに、微笑んでいるようだ♪

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ツリガネニンジンやホタルブクロ等の密やかな呟き。。

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そして、このフシグロセンノウにはドキッとした!(@_@;)
日陰にひっそりと咲くこの花は、めったに会えない事と大ぶりなだけに、とても存在感がある。印象的で独特の怪しい色。。オレンジにちょっと紅を差し、白をほんの少し混ぜ、微妙にくすませたような・・・。
花が語る、陰と陽。。ヤナギランが、日向の明るい「開放」なら、さしずめこれは、闇の中の静かな「魔性」。。
スイスには似た花が全くなかったので、向こうから来た外国人には、是非見せたい花だ^^
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そんな高原の最深部に、この山小屋はひっそりと建っている。多くのペンションやホテルは、便利で賑わいのある車山の麓に集まっているのだけど。。
孤高に独立しているからこそ、山小屋なのだ☆彡
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入り口にしても、オーナーのご夫婦が、丁寧にこだわって造っているのが伺える。  

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そして挨拶する人形のお出迎えだ^^

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個性的な飾り物。ウチワのようなヒレが、なんともユニーク!

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眺めのいい、よく風の通るウッドテラス。ここで一本の煙草を吸うのが楽しみの一つだった。(´_ゝ`)y-~~~ 

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入ると居心地の良さそうな談話室がある。
そう!ペンションやホテルにあるロビーやリビングではない、あくまで談話室!! これこそが、隠れ家的な山小屋の真髄!♪

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そして、大きな一枚木のテーブル。食べながらも寛げる食事処だ。

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その中央に、可愛らしい動きをする置物があった。・・・なんとも落ち着く。。

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ランプは山小屋のシンボルであり、ロマン^^

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一輪の花と外の爽やかな緑の木立。。それだけで高原が、一遍の詩を聞かせてくれているようだった・・・。

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日が暮れて夜を迎えると、書棚にある沢山の本が語りかけてくる。。
じっくりと時間をかけて一冊ずつ手に取ってみたい。そして心置きなく物語の世界に埋没してみたい。。
ご主人に、『凄い数の蔵書ですねぇ。』と言うと、こんな素敵な言葉が返ってきた。
『私は、実はねっ、、山小屋は文学的じゃなきゃだめだと思ってるんですよぉ。。』  ん~、、これにはまいった。。その通り!!♪

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ならば、今宵は隠遁だ。潜伏でもいい。。  

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山の時の流れの中で、、静かに、そして深く。。

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町を遥かに離れた、結晶化した夜の時間の中に・・・。

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