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2015.10.25

ゴンサロのマルガリータ(ホンジュラス・1995/09)

【コラム★漂流BAR vol.01】0024

昨日5日間の出張から戻りました。その様子は次回から詳しく語るとして、今回はその繋ぎの一杯(笑) この【漂流BAR】という新シリーズ、書き溜めたモノもあるし、これから書くモノもあるだろうし、いかにも僕らしいフッとイメージを結晶化させた、酒がらみのコラム的コーナーです。

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で、しょっぱなは、キリッとしたフローズン・カクテルをお試しあれ♪ ダイビングにトチ狂っていたあの「真夏のような時期」を思い起こし、気分的にもスカッとワープする為にも☆彡
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ダイビングがらみの旅の楽しみは、もちろん潜りそのもの、イン・トゥー・ザ・ブルーだ! ただ、旅先でその時々で演出する、天然即興の「特設BAR」も大事な要素だ。場所によっては自然のサウンド(鳥や虫の声、波の音)にBGMをかぶせたり、ケミカルライトで光を演出したり、広がる星空、そしてたっぷりの氷、気に入った酒、それら全てで、どこででもBARは可能だ。

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たとえば、タイのホテル内にあるうす暗いビリヤード回りがその日のBARになったり、パングラオ島のフィリピン人達がたむろする怪しげな小屋でダーツをしながらとか・・・。モルディブでは、夕暮れのビーチのとある一角での、夜光虫を見ながらの潮騒BAR。そして、パラオのホテルのベランダが止まり木のようにBARと化し、一人また一人とやってきて、ガイドさんを囲んでその日のダイブ話に花が咲く♪

あるいは、ロタのホテルの静かなプールサイドが、その日の賑やかな貸切BARになったり、テニアンのタガビーチの夕焼と船のシルエットが美しい即席のハーバーズBAR。そして極めつけの、ボートで行くフィッシングBAR。ちびちび飲みながらの夕暮れの釣りは最高!( ̄▽ ̄)b

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オープンエアで風が心地良く、作られたものではない自然のあるがままの環境がいい。毎日々、その日一番酒の似合うシチュエイションを、勘とシャレで選ぶところがいい。バーボンかジンかワインか、はたまたラムか…その時々の気分で選びたい。

大事なのは、ダイブの水圧と青で、体がほど良く引き締まっている事。南の情熱的な風で、意識を素(少年)の状態にトランスできる事。そして熱くほてった体に、その土地の臭いをしっかりと身にまとえる事。それらが必用だ。さらに本命としてのダイブのシーンがことさらビッグだったら、なおいい☆彡

要するに、ワイルドに大海原に飛び込んだ後は、作られたこじんまりとしたBARでは、全然物足りないのだよ┐(‘~`;)┌

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でもそんな中でマイ・フェバリット・バーをひとつあげるとすれば、ホンジュラスにあるアンソニーズ・キーのリゾート内のBARが思い浮かぶ。出来合いのBARはこれぞ!という所はなかなかないのだけど、ここはとても気に入った^^ ちょっと高台にあり、オープンエアで風の通りも申し分ない。特にランチの前のものうげな時間がいい。

午前中の2本のダイブを終え、お気に入りのカウンターに座り、『フローズン・マルガリータ・スペシャル』とバーテンのゴンサロに言う。このスペシャルとは、ゴンサロが特別に僕のためにテキーラを多めに入れてくれる事(笑)

ホンジュラス人で特に愛想がいい訳でもなく、コワモテでバーテンぽさもさらさらないが、このゴンサロのつくるマルガリータはベストだ! マッターホルンのように切り立ったフローズンの形も申し分ないし、自然の熱でじわじわと染み出てくる濃密な泉がまたいい。味はひたすらシャープだ。
 『カリブだな♪』って思う。

かつて村上龍が、『最高のバーテンダーは革命家か亡命者じゃなければならない』と言ったけど、なるほど。。そういえば、ゴンサロの時折見せる笑顔の隙間には、やはりどこか緊張感のあるストイックなものがあった…ような気がする(笑)

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ちなみに1回だけ彼がいなく、他のバーテンがつくった事があったが、だめだった(;>_<;) 水っぽくて、キレがない。形も崩れている。。要するに大事なのは、その一杯をつくる集中力とタイミングだ。

いいカクテルは、その一杯で世界が完結する。・*:..。o○☆*゚¨゚゚・

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カリブ海は大好きだった。ちょうど日本の裏側で、海の中も全く生態系が違うし、スコーンと頭を叩かれたように爽快だった。またそんなダイナミックな旅をこれからも出来ることを願って☆[゜ー^]

Photo by 板橋区のデザイン・印刷ファクトリー GILL-MAN 代表:三輪アキラ 

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