パンフレット制作、リーフレット作成の板橋区のデザイン 印刷会社ギルマン

美しく訴求力のある表現を!03-6909-8612

ページに花が咲く。

板橋区のデザイン・印刷ファクトリー GILL-MAN 5つのセールスポイント

パンフレット制作は形態をどうするかがポイント。【リーフレット作成のツボ|その9】

2018.02.24

“デザイン 印刷のご案内”

Facebookページもお薦めです。【パンフレット制作のツボ|その8】

2018.02.23

“デザイン 印刷のご案内”

ホームページ制作で大切なのは、SEO対策。【パンフレット制作のツボ|その7】

2018.02.18

“デザイン 印刷のご案内”

ホームページ制作は、パンフレット制作と並んで大切です。【リーフレット作成のツボ|その6】

2018.02.17

“デザイン 印刷のご案内”

パンフレット制作では、意思の疎通がとても重要です。【リーフレット作成のツボ|その5】

2018.02.14

“デザイン 印刷のご案内”

パンフレット制作では、芯の通った企画力が重要です。【リーフレット作成のツボ|その4】

2018.02.11

“デザイン 印刷のご案内”

パンフレット制作では、キャッチフレーズも重要です。【リーフレット作成のツボ|その3】

2018.02.09

“デザイン 印刷のご案内”

パンフレット制作では、個性的で洗練されたデザインも重要。【リーフレット作成のツボ|その2】

2018.02.08

“デザイン 印刷のご案内”

パンフレット制作では、写真の美しさがとても重要です。【リーフレット作成のツボ|その1】

2018.02.05

“デザイン 印刷のご案内”

★旅ブログは、Facebookのマイページに移行しました。

2018.02.04

“お知らせ”

お国柄でこうも違う「色彩」という魔術☆彡(LA-ロングビーチ水族館)

2017.05.15

《ロスアンゼルス》

レトロな香に包まれた街☆彡(初夏の長崎)

2017.05.07

「城下町&タウン」

砂と風の、永遠の夢幻 ☆彡(鳥取砂丘)

2017.04.12

〔中国地方〕

しっとりと水に潤む街。(桜の頃の松江)

2017.04.02

「城下町&タウン」

春の千倉で、ゆったり潮風時間を☆彡(Terrazzaのランチを中心に)

2017.03.27

《千倉(南房総)》

31年の歳月が語る、静かなる熟成と風化の物語。(カフェ grass-B・南房)

2017.03.19

「カフェバー」

散歩のように旅をして。富士紀行・前編(河口湖)

2017.03.05

〔中部〕

陽だまりと、そして月光の中の水鳥たち☆彡(水戸・千波湖)

2017.02.14

{ムーンライトバー}

冬の形、光の色、風の呟き☆彡(文京区・小石川植物園)

2017.02.09

「公園&パーク」

実録!ホワイトアニマルの謎?(東北サファリパーク)

2017.02.01

「公園&パーク」

魔境:宝川温泉の謎(ジャパネスク・ワンダースポット)

2017.01.23

「温泉(露天風呂)」

七色のプリズムの煌きに魅せられて☆彡(箱根・ガラスの森美術館)

2017.01.14

「公園&パーク」

冬こそ、青空と太陽の季節だ!(見沼へ至るロードウォーキング)

2017.01.07

〈首都圏散策〉

Copyright © GILL-MAN all rights reserved.

板橋区のデザイン・印刷ファクトリー
GILL-MAN 5つのセールスポイント

1
デザインからコピーライティング、写真撮影から印刷まで、トータルにお引き受けします。
2
ハイクオリティな表現力と豊富な経験で、あらゆる業種のニーズにお応えしていきます。
3
広告アドバイザー:三輪アキラが、親切にフットワーク良く、様々なご相談に応じます。
4
当方、デザイン事務所と印刷所が合体し、質は高く、価格はリーズナブルにをモットーに。
5
板橋区を中心に、地元を愛し、地元の活性化に少しでもお役に立てればと考えております。

●個人様から事業主様、店舗様から企業様を対象に、チラシからパンフレット等の印刷物、ロゴマークからホームページの制作まで承っております。また、地元密着型のスタイルを取っていますが、東京都内、首都圏、または遠方からのご依頼でも大歓迎です。

2018.02.24

“デザイン 印刷のご案内”

パンフレット制作は形態をどうするかがポイント。【リーフレット作成のツボ|その9】

パンフレットとリーフレットとの違いからご説明しましょう。

パンフレットは通常A4サイズぐらいで、中綴じのページのあるものを言います。ただ二つ折りの4ページや三つ折りの6ページもA4サイズだとパンフレットと呼ぶ事が多いです。
印刷の付け合わせの関係から、8ページが最も無駄がなくコストパフォーマンスに優れています。

リーフレットは通常中綴じではなく、一枚の紙を折ったものを言います。A4を三つ折りにしたものが一番多くリーズナブルです。このサイズだと郵便でも送りやすい利点もあります。
なお、このサイズで観音開きというものもあります。

ギルマンでは、お客様の要望をじっくりとお聞きし、最適な形のものをご提案いたします。

2018.02.23

“デザイン 印刷のご案内”

Facebookページもお薦めです。【パンフレット制作のツボ|その8】

ホームページやパンフレット制作と並んで特に大切な媒体はSNS。ツイッターやインスタグラム等ありますが、やはり会社(お店)の情報を提供したりコミュニティを組織していくとしたらFacebookページが最良でしょう。

もうほとんどの会社(お店)がこのページを持ち、様々な施策を行っています。ただやり方は難しいので、是非ギルマンにご相談下さい。
私の管理する【ジープ島/jeep島からの贈り物】で、6年に渡って実績を創ってまいりました。是非ご覧になってみて下さい。

2018.02.18

“デザイン 印刷のご案内”

ホームページ制作で大切なのは、SEO対策。【パンフレット制作のツボ|その7】

ホームページ(HP)はパンフレットと並んで、会社(お店)の顔になる重要な媒体です。ただし「創っておけば取引先や誰かが見に来るだろう」では、ほとんど意味が無いのです。

HPこそ独自の営業力を持ち、新規顧客を開拓できるチカラを持ちます。その鍵を握るのがSEO対策。簡単に言って、検索結果を上位に表示させる技。

ギルマンではHPの制作と同時に、このアドバイスを伝える事ができます。

2018.02.17

“デザイン 印刷のご案内”

ホームページ制作は、パンフレット制作と並んで大切です。【リーフレット作成のツボ|その6】

もはや最低必用媒体になったweb。これとイメージを統一してパンフレット制作を行う必要があります。

ギルマンでは、このHPの制作も承っております。そうすればデータも流用でき、とても合理的でリーズナブルです。全て私達にお任せ下さい。

2018.02.14

“デザイン 印刷のご案内”

パンフレット制作では、意思の疎通がとても重要です。【リーフレット作成のツボ|その5】

どんな形態にするかから始まって、どんなテイストのものを創るか、部数は何部ぐらいか、料金は幾ら位に納めるか等々。

ギルマン代表で広告アドバイザーでもある三輪が、丁寧に話を聞いてから創り上げていきます。
どんな事でもお気軽にご相談下さいね。

2018.02.11

“デザイン 印刷のご案内”

パンフレット制作では、芯の通った企画力が重要です。【リーフレット作成のツボ|その4】

どういう業種であるにせよ、他にない魅力的なセールスポイントを打ち出す必要があります。
そしてコンセプトやイメージを明確にし、言葉やデザインに落とし込んでいきます。

また、ターゲットの見極めも大切で、顧客の男女比、年齢層、嗜好性を充分に把握する事が効果を生みます。

ギルマンでは、まずしっかりとここからスタートさせ、訴求力のあるパンフレット制作を行っていきます。

2018.02.09

“デザイン 印刷のご案内”

パンフレット制作では、キャッチフレーズも重要です。【リーフレット作成のツボ|その3】

一行のキャッチフレーズがもの凄いチカラを持つ事があります。それはユーザーに強烈なインパクトを与え印象に残り、セールスポイントを端的に伝えられるからです。

更にパンフレットの制作に不可欠のボディコピー。これも大切な要素です。完結にスッキリと読んでもらえる事が必用です。

ギルマン代表の三輪はコピーライターでもあるので、必ずや効果的なフレーズをお出しできるかと思います。

2018.02.08

“デザイン 印刷のご案内”

パンフレット制作では、個性的で洗練されたデザインも重要。【リーフレット作成のツボ|その2】

デザインは料理で言えば「盛り付け」で、このセンスによって訴求したい「素材」を生かしていきます。
そして、できるだけ統一された視覚効果が必要です。これがバラバラだとイメージが分散されてしまいます。

パンフレットの制作において、更に大切なのがカラーリング。色の持つチカラは非常に大きいです。シンボルカラーを設定したり、ブロックごとに色分けするなど、見やすく印象に残る工夫を。

ギルマンでは、クライアント様の要望をじっくりと聞き、満足していただける丁寧なデザインを心がけています。

ギルマン代表:三輪アキラ

2018.02.05

“デザイン 印刷のご案内”

パンフレット制作では、写真の美しさがとても重要です。【リーフレット作成のツボ|その1】

パンフレットやリーフレットの制作において、まず気をつけたいのは、写真の役割がとても重要だという事です。最近はデジカメやスマホで気軽に撮れるようになりましたが、あまりシロウトっぽい写真だと、どうしても見劣りがしてしまいます。

その点ギルマンなら、必要に応じて写真撮影のご要望も承っております。料金はモノによってマチマチですが、かなりリーズナブルに対応しています。

ギルマン代表:三輪アキラ

2018.02.04

“お知らせ”

★旅ブログは、Facebookのマイページに移行しました。

ジープ島やララ・ポンペイ等、Facebookページで管理する媒体が増え、なかなかこちらにUPする時間が取れないので、このような形になりました。

興味のある方は、是非以下の方に遊びにいらして下さいね!(^◇^)
https://www.facebook.com/akira.miwa.52

今後は広告デザインにまつわる、より仕事に役立つ情報を入れていきますので、今後ともよろしくお願いいたしますm(_”_)m

ギルマン代表:三輪アキラ

2017.05.15

《ロスアンゼルス》

お国柄でこうも違う「色彩」という魔術☆彡(LA-ロングビーチ水族館)

【よく行く所  ロスアンゼルス vol.02】0116

忙しい日常の中、気分をリセットする為に、ちょっと浮世を離れて今回はこんなテーマで。
最後にアメリカに行ったのが2008年の夏だから、もうかれこれ9年前になる。この時のハイライトがイエローストーン。そして旅のベース基地として、ぶらりと散策したのがロスアンゼルス。姉のファミリーが住む街だ。
長いような短いようなこの9年の空白。それをBlogでサラッと埋めてしまおう! 「旅時間」というパラレルワールドの中で。。

水族館が事のほか好き♪ 以前に上野動物園を取り上げてみたけど。。動物園がどちらかというと、ホノボノ&ノンビリとした暖色系の癒しだとするなら、水族館は「怖いもの見たさ?」のような、ちょっとドキドキするような寒色系の癒しの感覚? 不思議でシュールな世界を覗き見するような、ねっ☆[^ー゜]  

国内は、ホント色んな所を見て回った。無性に行きたくなるんだよねぇ、これが(笑) それぞれ特徴があって、見せ場の置き方が違っていたりして、その多彩な個性を楽しむというか。。

そんな訳で、LA滞在中に最近できたという、この水族館に行ってみた。ん~、いろんな所に「アメリカの色」を感じたなぁ。そしてお国柄の違いによって、感覚の世界がビンビンと刺激されたのでした☆彡

やはり日本とは「ムードやカラー」が明らかに違う。そして、ディズニーの世界で象徴的に見られる、陽気で明るいのだけど、それでいながらどこかオドロオドロしい感覚? そしてビビットで強烈な、色彩の持つ魔性を秘めたような数々のシーン達・・・。

サンタモニカとラグナビーチの中間にあたる、ここロングビーチ。今まではワリと工場地帯で地味だったのだけど、新しくプレジャースポットとして開発されてきたようだ。
さあ、広々とした空気を胸いっぱいに吸い込んで、とヽ(´ー`)ノ

で、イキナリこのド派手な色彩! いや~、このムード、いいなぁ。いかにもLAだ!♪

入り口の巨大写真にもお国柄を感じるなぁ。オクトパス!いきなりメインビジュアルに、タコだよ、タコ!!(@_@;)
日本だったら、絶対にありえないよねぇ(笑)

そしてエントラスロビーには、巨大なクジラの模型が。やはり単純明快なインパクトを大事にする国だよなぁ☆[^ー゜]  

ポスターも「イカニモ」だよねぇ。好きだなぁ、このムード、この色使い♪

大水槽を見ているゲストの寛いだ感じも、またまた「イカニモ」(笑) ただ子供達がいるのに、日本と違ってそんなにうるさくはない。しっかりとした「大人社会のモラル」が定着していて、好感が持てるのです。

展示の珊瑚などの色使いや、それを引き立たせる照明効果が上手い! そして、どこか日本とは違うのだ。。何か、魚の表情までもが、キャラが立っている気がする・・・。

そして、このコントラストの強い、「エッジの立った」色彩のムード!(≧∇≦)

魚に当てるスポットライトの鋭い感触も、、いい♪

「見せる」という事の、彫の深い強いプロフェッショナル性を感じる。まさに、ドラマチックな「カリブの海賊」のイメージだ。
どこか、ゾクゾクする☆彡 

ウニひとつとっても、やっぱりアメリカなんだよなぁ。

色彩の魔術。。自然をあるがままに「無の境地」で受け入れる日本人的感覚と違い、どこか脚色性を持たせたい国民なんだろうねっ(^◇^) そして見せ方の、映像的臨場感。

この水槽は、「ミクロネシアの海」とあった。ジープ島もある、日本に近くてもここからは遠い海域なんだけど。。ホント、アメリカから近いカリブとは、生態系が全く違うのだ!(≧∇≦)
ミクロネシアが日本人には馴染みが深くても、アメリカ人にとっては憧れの海域なんだろうなぁ。

一つの水槽の世界が、圧倒的に幻想的でファンタジー! ミクロネシアの海をアメリカ人がイメージした世界。これぞ、見たかったシーン!♪

そしてクラゲの展示が、とっても充実していた。
奥行きを感じさせるんだなっ。そして見せ方が、上手い、上手い!!

このイマジネーションが、映画「アビス」を創らせたんだろうね。

そして、どこか宇宙を感じさせる世界感の表現だ☆彡 そして今ここにアメリカを感じる。。。

屋外に出てみた。そうそう、これこれ。この単純で底抜けの明るさも、またアメリカ的だよね♪

大きなサメが、水槽にこう居るか~?!(笑)

水族館を出て、近くのピアをブラブラと散策してみた。どこに行っても、ゆったりとしている。

このグラフィカルな色使いが、LAの陽光によく映える。光と影のバランスの中で。。

そして旅人は、異国の空気と色と個性に、「静かなマドロミと刺激」を感じるのでした♪

写真&文 by 板橋区の印刷会社ギルマン 代表:三輪アキラ

2017.05.07

「城下町&タウン」

レトロな香に包まれた街☆彡(初夏の長崎)

【お気に入り 「城下町&タウン」vol.04】0115

5月末に関空旅博が控えている。せっかく西日本方面へ行くのだから、その足で旅をしてから帰ってこよう!というのが、ここ数年の年間行事になっている。しかもこの季節の風物詩「ホタル」に引っ掛けて。

昨年は山口の豊田町。その前の年は鹿児島の薩摩町。そして今年は熊本の旭志村を狙っている。前二つは、日本でもトップクラスのホタルの里。でも正直言ってとても物足りなかった。。
だからこそ、満を持しての旭志村だ。日本において、最後に残された「ホタルの砦」だと思っている。それは単に数だけではない。民家に寄り添うようにさりげなく自然発生する、ホタル鑑賞で最も重要な「情緒と一体感」の観点から。。

そんな同じようなタイミングで以前に行った、長崎の旅のスケッチを今回はUPしてみよう。この時は「ホタルと満月」という二つの要素から旅を組み立てた。ちょっとホロ酸っぱくも、僕にとっては大切な旅の「記憶」でもある。

★少し前の同じ季節に───────────

長崎~ハウステンボスを旅した。ジープ島から戻って、さて次はどこを旅しようかと思った時、国内なら『ここだ!』と思っていた所が3箇所あった。まず、函館~大沼、そして浄土が浜(岩手)~龍泉洞、そしてこの長崎~ハウステンボスだった。

結局天候の事もあったけど、内なるベクトルが妙にこの地に向かっていた。最大のポイントは「蛍前線」にひっかかっている事だ。「北二つ」は蛍という要素がないため、まだこれから行くタイミングはある、と。。

初めての土地だ。そして、旅の要素とイメージが、次々とエスキースのように白いキャンバスに描かれていく。
歴史のある坂の街、路地裏、夜景、この地で見る満月、まだまだ街の近くで自然発生している蛍、土地の料理と人々、巨大テーマパークとして前から気になっていたハウステンボスと・・・。

ある程度、ガイドブックやネットで調べてはみたものの、今回も片道切符の羽田→長崎のエアーチケットだけ押さえて旅に出る。ホテルの予約も一切無し。。

現場だ。現場に立たないと何も見えてこない。これは元来が「決められたレールの上に、ただ乗る事」を極端に嫌う、我がサスライの性分なんだろうね。
あるいは本業のアートディレクターとして、マッサラなロケ現場で、風や空気や匂いを頼りに自分で「新しいもの」を発見し、クリエイトしていく「サガ」が染み付いているせいでもあるんだろうね。

でも、旅は仕事でもなければ、余暇のレジャーともちょっと違う。「自分さがし」と、ある人が言ったけど。。ん~、それもあるけど、「日常」とは違った「旅の時間」に身をゆだねる事が、二極構造として、得てしてマンネリ化し弛緩しがちな日常を、補填し活性化させるのに最も効果的な特効薬だからだ。
まあ単純に言って、ただの「旅好き」なだけだけどねっ!(笑)

今回は4日間の内の、後半のハウステンボス2日間は次回に回すとして、長崎の街を2日間、自分なりに歩いたイメージを心の心象風景に溶け込ませ、シンプルに表現してみたい。
一瞬、フッと感じた「街の香り」のようなものが、ほんの僅かでも漂ってくれれば♪

路面電車に乗り、最初に向かったのがグラバー園。『あ~、この陽射しねっ』と。最初に確かめるのが、この陽射しだ。そして、その土地の匂いと空気感。
思いっきり深呼吸する。陽射しは東京よりも若干強いのだけど、どこか透明で心地いい。

フッと長崎らしい「色」を発見! 何が?って言われても、あくまで感覚的な部分だけど。

昔の衣装を着て楽しむコスプレのアトラクション。なかなか素敵だ。。

光と影・・・。そのトンネルの向こうに見える風景に、この地の香りを嗅ぐ。

「坂」の街だ。新旧入り混じった建物に、不思議な調和を感じる。

旅のホテル(宿)選びは、最も重要な要素だ。出来るだけその土地の匂いを身にまとった所がいい。今回、幾つか当たった中で、とてもいいホテルに出会えた。

どこかレトロで、どこか懐かしい。そんな、風のようなホテル・・・。

一服した後、稲佐山の展望台に向かう。ロープウェーを使って登る、夜景の有名スポット。

西側では、夕暮が大気を茜色に染め上げていく。

そして、いよいよ念願だった、「長崎で見る満月」が東側から昇ってきた。
街を見下ろす側が東にある事を地図上で発見し、その「見え方」に期待を膨らませて来たかいがあった。「新しい月を発見する」とは、とってもクリエイトな事だ。

まず地図との格闘。旅の組み立て。そして晴れる時を狙い、その場所に軽やかに行くフットワーク。今回は、ドンピシャだった!
ここから、貴重な連続ショット☆彡

月がオレンジからイエローに変わり、街の明かりが少しずつ点灯し始める。そして、月はイエローからホワイトに。。
徐々に街明かりが「銀河」のように夜空に浮かび上がる。月はさしずめ、銀河系の外側に夢のように浮かぶ、遥かなる郷愁の兄弟銀河:アンドロメダといったところか・・・。

普通、夜景を見ても、ここまでインスピレーションは沸かない。満月が天空に浮かび、自らと対峙し、様々なメッセージを送ってくれるからこそ、深く感じれるのだ。

シャープに、あくまでもシャープに、キリリと。。

そして、振り返ると、西側ではまだ残照が仄かに。夜の大気は、これ程までに官能的なのだ。

やがて長崎港に「月の道」が映り込む。満月と夜景との、パーフェクトなコラボレーション!

翌朝、まだ日の昇らないうちに近くを散歩してみる。この時間帯だ。この時間帯に、その街の本質が見えてくる。

昼間はどうってこともない大浦天主堂も、ひっそりと何かを語りかけてくる。

オランダ坂は、心地いい朝の大気に包まれていた。

見知らぬ地を歩き、切り取られたシーンに酔い、ハッとした造形に心を浮遊させてみる。
坂の街は、そんな立体的な「迷宮」の面白さがある。

午後からまた街を、いろいろブラブラ散策してみる。気の向くまま、足の向くまま・・・。そんな中で、不思議とこの出島ワーフに惹かれた。
長崎のシンボルでもある、南蛮渡来の歴史を具現化した「出島(博物館)」。その近くの現代的なベイエリア。その小気味のいい対比。
湘南とも違う、横浜とも違う。どこかノスタルジックな落ち着きと、この地ならではの個性を感じさせる。
それはどこから来ているものなのか?

この土地の確固とした、東西が最初に交易した「歴史の深さ」、そんなところから来ているのかもしれない。

そしていよいよ今回のもう1つのハイライトでもあった、蛍。いろいろ土地の人に聞いたり調査をして、このタイミングでBUSで行って帰ってこれる所を探した。ひたすら探した・・・。この飽くなき情熱が、もうちょっと仕事と○○に反映するといいのだけど。。(爆)
そして行ったのは、駅前からBUSで、ほんの30分ぐらいの所だ。

まだまだこの地では、自然発生の蛍が、人々の暮らしの中に溶け込んで息づいている。
数はそれほどでもなかったが、まあまあ見られる事が出来た。今回はその土地を歩き、「旅の中」でフラッと風のように見る事が重要だったのだ。

そして3日目の朝。心地いい目覚めだった。ホテル選びで特に重要なのは、朝、目に飛び込んでくる窓からの眺めだ。その意味では、ここはこの土地として満点に近い。

ホテル:マジェスティック。ここを選んで、風のように軽やかに旅が出来た。。サンクス♪

写真&文 by 板橋区の印刷会社ギルマン 代表:三輪アキラ

2017.04.12

〔中国地方〕

砂と風の、永遠の夢幻 ☆彡(鳥取砂丘)

【エリア別国内旅 中国地方 vol.01】0114

さて、前回は松江を取り上げたけど、その前に訪れたのが、ここ。そして、これまで数多く旅した中でも、特に強烈なインパクトを残してくれた。

国内旅では、満月の頃にタイミングを合わせて旅を組み立てる事が多い。僕にとって月に1度訪れる満月の日は、特別な「天空の祝祭日」なのだ。と同時に「祭りの日」でもある。だからこそ旅をする。全てを忘れハイになり、心の中をリセットするために。。

更に、月に1度というサイクルも丁度いい。仕事やライフプランを組み立てるのに、毎月というのは全ての基本になるからだ。その中で頂点に来るのが「満月の日」。

もちろん月は太陽に比べると、余りにもデリケートな存在。ちょっとでも曇ると、顔すら出してくれない(≧∇≦) なので、この祭りは「雨乞い」ならず「月乞い」でもある(笑) でもだからこそ、ピタッとはまった時に大きな感動を与えてくれるのだ。
───────────────────────────────────
凄い風だ! カメラが三脚ごと吹き飛ばされる!! 足元の砂がザワザワと、まるで波打ち際の水面ように流れている。自分の足跡すら瞬時のごとく消え去り、 魔法で払ったかのように平らにならされていく。。
そして奇蹟のような光景が広がった。あたり一面が、そう、あの美しい「風紋」の丘に変わったのだ! その、まさに「創造の瞬間」に立ち会えたのだった・・・。
───────────────────────────────────
砂漠はずっと憧れだった。 古くは、映画「アラビアのロレンス」への憧憬。。そして最も多感な時期に影響を受けた、アルバム「キャラバン・サライ」。もちろんサンタナの代表作で、 「ブラック・マジック・ウーマン」は今でも時おり口ずさむ。

日本にはない広大な世界。「虚無」の中にある幻想的で甘美なシーン。砂しかない世界では、太陽と月が、 どの場所よりも神のように巨大に鎮座しているはずだ。
砂丘型の砂漠は、とにかく魅力的♪ アフリカのサハラ、ナミブ、、あるいはアメリカのホワイトサンズ、ブラジルのレンソイスと、、是非これから行く機会をつくりたい。

でも、メチャクチャ規模が小さいだろうけど、日本にも鳥取砂丘がある。こんな気軽に行けるミニ砂丘に行かない手は無い。
で、実際どんなものだろう? そんな好奇心を持ってこの地に立った。

なるほどぉ、この規模かぁ。いいじゃない。全然悪くない♪
前方に見えるのが「馬の背」といって、この砂丘のメインスポット。丘の頂上まで、だいたいこの入り口から片道30分ぐらいで。

観光用のラクダを前にワンショット。これだけ見ると、とても日本には見えないでしょ(笑) ラクダは不思議な動物だ。砂漠の象徴にように、ここでは絵になる。
しばらく歩くと、バックに日本海がクッキリと見えてくる。この不思議なバランス感覚も、個性があって面白い。

途中の「オアシス」という水が溜まる場所。これにはビックリした! 思いもかけなかった事!! やはり来てみないと分からない、、こんなサプライズが待っていようとは♪

更に反対側に回って、その美しさにドキッとした! まさかコレが見れるとは・・・。まるでブラジルのレンソイスを髣髴とさせる。(@_@;) ボリビアのウユニ塩湖、ギアナのエンジェルフォールと並んで、僕が一番行ってみたい南米のBEST・3の一つなのだ。

砂だけの世界にポッカリと現れた水辺の不思議さ。。光の粒・穏やかな波が、事のほか美しい。そこで育まれる生命の営み、そして鳥の囀り。。「砂丘」という地では、何の変哲もないモノが、また違った新鮮さに映るのだ。
規模的には、1000分の1かもしれない(笑) でも、今この瞬間に自分が受けたインパクトの大きさは、同等だ!

一歩一歩、丘に登っていく。頂上の一角は、海の青さと砂だけの世界。シンプルだからこそ、様々なイメージが湧いてくる。。
??? ただ見たかった美しい風紋はどこにも広がっていなかった・・・。砂が全て踏みくちゃにされ、グチャグチャなのだ ̄○ ̄;)

らくだ業者の人に聞いたところ、雨や雪の日から数日経って砂が乾燥し、強風が吹き荒れた日の早朝の誰もいない時にのみ、観光客の足跡が全て消え、それは現れるという。 チャンスは滅多にないらしい。。
それでも丘の上の風はとても強い。でも、こんな程度じゃどうしようもないらしい(;>_<;) 今回は見れないのか・・・。

いったん宿に戻り、今後の予定を組み立て直す。今の昼間をロケハンとして考えるなら、広さやエリア等は充分に把握できた。
これからの「夕暮れと月の出」、そして明日、早朝の「日の出と月の入り」に向けて、再度アタックしてみよう。宿からの都合3回の往復。かなりハードだけど、それだけの価値はある。

そして体勢を整えてから夕暮を目指し、再度挑戦だ! じゃっかん風紋の残っている所を愛おしむように踏みしめ、もう一度丘の上に立つ。

刻々と太陽は沈み、「虚無」の中で、今日のハイライトを待つ。さすがに観光客の姿はない。・・・静かだ。。

自然界は雄弁に物語を語る。天空の色彩の変化が、実に心地いい。海に沈む太陽もいいけど、おそらく広大な砂丘の地平線に沈む太陽は、とてつもなくシュールだろうな。
・・・な~んて、「まだ見ぬこれからの壮大な旅の事」を夢見ながら。

太陽が刻々と色彩を変えていく。不思議な赤い球体。。大気を染め上げていく、濃密な時間と終焉のまどろみ・・・。

太陽が沈んだ後、あたりが一瞬コバルトに染まる。僕の一番好きな時間帯。

そして東側から月が昇ってきた。残念ながら方角的に砂丘の上の月ではないけど、今年に入って、ようやくじっくりと月と対峙できた気がする♪
自由に心を浮遊させてみる。「解き放たれる事!」。それこそが「旅」だ!!

この日はコレで一旦宿に戻り、鋭気を養い、翌朝3時に起床。最後のワンチャンスに賭けてみよう!

そして早朝、もう一度この地に立つ。
国内旅の良さは、このフットワークの良さだ。 自由自在に行程を組み立てられる。これがまた、最近、国内旅にメチャクチャはまっている最大の要因。海外旅は、余り大胆すぎると危険を伴うからだ。余りにも不確定要素が多すぎる┐(‘~`;)┌

夜の間、全天を照らし続けていた月も、すでに西に沈み始める。ずっと月が見守ってくれているおかげで(夜寝ている時も)、こんなエキセントリックな行動も取れるのだ。
その時、とても風が強くなったのを感じた! 凄い勢いだ!! カメラを三脚ごと吹き飛ばされそうな!!!

砂が流れていく! この地上の全てを変えるかのような破壊的な「流砂」!! しかしこの状況でも何ものにも動ぜず、微笑んでいるようにも見える沈みゆく月。。この強度なアンバランス!(@_@;)

これだ!このシーンを見たかったのだ!! 今この瞬間しかない、圧倒的シュールを!!!

朝、ドンピシャのタイミングで西に月が沈み、東から太陽が昇る。そして夕方、西に太陽が沈み、東から月が昇る。僕が「満月の旅」にこだわるのは、まさにその日しかない「天空の祭り」だからだ。それはどの日よりも、全てがハイでエキサイティングなのだ!!

どんどん東側が染まり始め、地球のスペクタクルが始まる。

太陽が顔を出すまでの、最大のプレミアムタイム。反対側では、月が西に沈み始め、幻のように溶けていこうとしている。
360度見渡せないと見えてこない、このライブの劇場の凄さはどうだ!

そして天空が刻む、彫刻のように現れた美しい風紋!! さっきまでの、信じられないほどの強風が創り上げたのだった。

・・・思わず笑みがこぼれていた♪ 桜吹雪の時は別として、こんなにも強風をありがたいと感じた事はない。今回は見れないと思っていたけど、「奇蹟」とは思いがけずやってくるものだ (@_@;)

風は、「目に見えるカタチ」となる・・・。

そして太陽が顔を出した。風も治まり、砂も暖かい色に変わる。風が全てを吹き飛ばし、流れを変え、全く新しい一日が始まったのだ!

風紋の丘に、そっと足跡を付けてみる。まるで新雪を踏んだ時のような喜びを伴って。。全ての始まりは、そう、マッサラなキャンバスからだ。

世界的に見れば、砂丘としては、ほんの小さな規模。でも、とてもスケール感のある「地球のドラマ」を見れた気がする☆[^ー゜] 
 

そしてこの美しいシーン。生まれたての砂丘だ! これはずっと心に刻み込まれる事だろう。 この風紋のように♪
「永遠の夢幻」として・・・。
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久しぶりに過去ログを紐解いてみて、、ん~、これはかなり貴重な体験だったんだなぁと改めて思う。そして一つ面白い事を発見した。

ダイビングでは元々知っていた事だけど、海の潮の流れは満月の時に一番強くなる。(新月の時も) そしてこのタイミングこそ魚達が最も活性化して集まり、大物との遭遇率も高いスケールの大きなビッグダイブができるのだ! だからダイバーとして満月の頃を狙って行くというのは、もう自然に身についたモノ。。

そして今回、この奇跡のような強風をもたらしたモノも、陸上とはいえ、やはり満月と関係があるのでは?と思っている。例えそれが思い込みであるにせよ、ね。( ̄▽ ̄)b
でも満月の日は改めて、特別にザワザワと自然界も自分の心もハイになり、何か「ザワめく時=狂える時=祭りの時」のような気がする。。

写真&文 by 板橋区の印刷会社ギルマン 代表:三輪アキラ

2017.04.02

「城下町&タウン」

しっとりと水に潤む街。(桜の頃の松江)

【お気に入り 城下町&タウン vol.03】0113

季節は「桜」だ。昨年はフラッと行ったとしまえん(笑)が思いのほか良く、風に舞う花びらの中にたたずんだ。はかなく、ぼたん雪のようにヒラヒラ舞うその瞬間では、時が止まったかのような美しくも魂を揺さぶられるような情感に包まれた。。

更に毎年「桜旅」も実践している。その土地々を桜を通して味わう事は、日本ならではのスペシャルなジャパネスク♪ これまでも、山形、新潟、福島、信州、金沢、京都etc.と。。
ただ、今年はジープ島の出張を控えているので無理っぽそう(;>_<;) そこでこのブログで桜旅をしてみよう。以前に行った島根の松江が、不思議と今の気分なのです。

この時の山陰旅、鳥取からスタートして西へ西へと進み、倉吉・三朝温泉、そしてこの松江と。その後、出雲へと流れていったのでした。いや~、この「流れ旅」は良かった~♪
時間がある時にでも、ダイジェストでこの流れをUPしてみたいなぁ(´_ゝ`)y-~~~ 

で、この松江、駅から外へ出た瞬間に『ここはとてもいい街だ!』と直感した。県庁所在地の駅前は、どこも巨大で無味乾燥と画一化されていて風情がないものだけど、ここは不思議と独特の「懐の深さと優雅さ」を感じたのだった。街も人々も全て何もかもが、おっとりとマイペースで進行しているような。。

実はこの旅には、二つのハイライトがあった。まずは鳥取砂丘、そしてこの松江と。ここは古くから「水の都」と言われている。世界的な水の都はベニス、地球規模での水の惑星はジープ島(笑)
とすると、日本の水の都と言われているこの松江とはどんなものなのか? これは絶対に見ておかなければと、ねっ☆[^ー゜]

山陰本線で西へ向かう。のどかな菜の花畑がどこまでも広がっていた。やっぱりいいなぁ、列車の旅は♪

さっそく松江城に向かう。「和の心 日本の美」かぁ、、だよねぇ。
桜としてはここはやや控えめだけど、この季節に訪れる見知らぬ地は、心をウキウキと弾ませてくれる。そして、旅を桜色に染めてくれるのです♪

城としても歴史を感じさせ、落ち着いた風格もあり、とても好感を持った。

この地が水の都と言われる一つが、このお堀や、街を縦横に流れる運河だろう。至る所に「水の匂い」がある。

水に浮かぶ「うたかたの花びら」が好きだ。

静かにしっとりと、心を解きほぐしてくれるから♪
水は同時に「光り」を感じさせてくれる。光りそのものが持つキラキラとした喜びと供に・・・。

そしてこの地のシンボルでもある宍道湖。なるほど~! この湖を見て、この地が水の都と言われる所以がよ~く分かった。この広大で稜線の低い明るい湖を中心に、反対側には川や中海、北はすぐに日本海で、街を縦横無尽に流れる運河と。。確かに、納得!☆[^ー゜]

畔に立つ彫像。湖の西側に高い山がないから、ここは最高の夕暮スポットなのだ。おそらく北海道のサロマ湖と双璧ではないだろうか。沈む夕陽を重ねてみると、こんなシーンをも満喫できる♪

波光の中で、漁師も実に絵になるなぁ。

海ではない、広大な湖ならではの穏やかで優しい光り。

とても雄大な「水の調べ」だ♪

いよいよ夕陽が、湖を赤く染め始める。

ワンポイントの小島(嫁島)がいいアクセントになっていて、とてもフォトジェニックな光景だ(^◇^)
雲のない地平線ならではの、こんな美しい「赤」も見れた。

太陽が顔を隠すと、夕暮はいよいよ佳境に入っていく。

夜までの、つかの間のトワイライトな夢空間。ギリギリまで、最後の最後ギリギリまで見届けよう。。

そして夜、もう一度松江城に行ってみる。桜のもう一つの楽しみが、この夜桜♪
で、今宵の食事は地酒と供に。初めての地、初めての酒、、しみじみと沁みてくるねぇ。。(´_ゝ`)y-~~~ 

この旅は同時に、満月のころの「月旅」でもあった。翌朝、日の出前にまた湖の同じポイントに来てみる。夕暮「日の入り」が美しいポイントは、同時に「月の入り」も美しいポイントだからだ。
まさに、ものの見事に『ハマッタ~!』っていう感じ☆彡

月の入りとは、少しずつ明るくなっていく大地と大気の色との競演だ!

刻一刻と、アイスクリームのようにはかなく溶けていく感じがいいんだなぁ^^

反対側を振り向くと、東側の川から太陽が昇り始めた。

そして、水の都にゆっくりと朝が訪れるのです。。。

写真&文 by 板橋区の印刷会社ギルマン 代表:三輪アキラ

2017.03.27

《千倉(南房総)》

春の千倉で、ゆったり潮風時間を☆彡(Terrazzaのランチを中心に)

【よく行く所・千倉(南房総) vol.06】0112

前回からの続き。カフェgrass-Bから千倉へと向かう。もちろん泊まるのは定宿のバードランド。ここで何度も紹介している、僕の大好きな宿。今回は満月に合わせて、テラスから月の出を見ようという計画だ。
それと2年前にオープンし、評判の良いイタリアンの店:Terrazzaでランチを食べるというのも。

そして今回行って改めて思ったのだけど、何故これほどまでにこの千倉に惹かれるのか、よ~く分かったのでした。

僕の生まれ故郷は鎌倉の腰越。もうほんと目の前が海で、その先に江ノ島が浮かんでいた。そこで6歳ぐらいまで過ごしたのでした。家はヘミングウェイの老人と海に出てくる質素な平屋にとても似ていた気がする。子供心にも、記憶はけっこう残っているのです。

でも、今その生まれ故郷に行っても余りにも変わり果て、もう昔の面影は全く残っていない(≧∇≦) それ故この千倉に、そのかつての郷愁を感じているのかもしれない。。

静かで明るい海辺の町。どこかアッケラカンとした潮の香り。何か当時の記憶の空気感が、とっても似ているのです☆彡

花畑の町:千倉。先にあるのがバードランド。

奥さんの話しによると、昔はもっともっと花畑に囲まれていたという。。

さっそくサンルームに陣取り、月の出を待つ。

流す曲はボッサ・ノスタルジア。月との相性がとてもいい。

ただ今回は残念ながら木々に邪魔されて、水面から登ってくる月は見れなかった。。

もう少し右側から登ってくる、時期のタイミングが必用。季節を変えて、次回リベンジしてみよう。

そしてこの夜ホームシアターで見た映画は、ロメール監督の海辺のポーリーヌ。瀟洒なフランス映画だ。それがこの土地で見るのにとても似合っていた。不思議なオーバーラップ感・・・。

ふと、今は亡き父もフランス映画が大好きだった事を思い出す。。海辺のシーンの多いフランス映画。かつて東京まで通わなければならないのに、父がワザワザ離れた鎌倉に居を構えた理由がそれだったのかもしれないなぁ、と。

すぐ近くの、もう一つのペンション:ポルトメゾン。バードランドが基本食事をやっていないので、もうセットでここには必ず食事で寄るのが慣わし。

明るく開放的な感じがとても気に入っている。ご主人とも、色んな事をよく話す。

かつて故ジャック・マイヨールも訪れ、アドバイスをもらったという。それでセカンドネームも「グランブルー・イン」。マイヨール氏もフランス人だった。なるほど!

そして何度か店の前を通って気になっていた、そのTerrazza。今回初めてそこで食事をした。

フランス映画に出てきそうな、海辺の小さなイタリアンの店だ。

そのムードと空気感は、絶対にこの地を訪れないと味わえない。

評判の2000円のパスタランチを注文する。さすがこの値段で、このオードブルの品数と味の確かさは凄い!

メインは牛筋のトマト風味パスタ。

そしてドルチェも2品と。ん~なかなか。これもこの地の成せる業かなっ。

深く深く、舌でも千倉を味わったのでした。

更に久しぶりの海岸美術館で仕上げといこう!

体育館のようにスコーンと広々とした空間。まさにこの地らしい。

そして、作者の海へのオマージュが至る所に散りばめられている。

千倉。これからも時々訪れるであろう、霧ヶ峰と並んで僕の「心の故郷」なんだよねっ☆[゜ー^]

写真&文 by 板橋区の印刷会社ギルマン 代表:三輪アキラ

2017.03.19

「カフェバー」

31年の歳月が語る、静かなる熟成と風化の物語。(カフェ grass-B・南房)

【お気に入り カフェバー vol.02】0111

ここは前から行ってみたかった所。ようやく先日その機会を得たのだった。
その雰囲気は、まるで建物そのものが生き物のように呼吸しているかのようだ。その染み一つ一つが発する息遣いに触れる。。

やがて、ゆっくりと自分自身の内なる世界に埋没していく・・・。

何か大切な事を語りかけてくる静かなる気配。。これこそ僕がカフェに求めている本質的な部分ではないだろうか。
カフェには、個性的でオリジナリティ溢れる作者のコンセプトが必要だ。そして時が刻む歴史というディティールも。。

その店は丘の上にひっそりと佇んでいた。

ヨーロッパを色々と旅したというご夫婦が、31年前に始めたという。

では、そのコンセプトを感じながらテラスで寛ぐとするか。

ビールはこのベルギー産の一銘柄のみ。そのこだわりがいい。

ジェノベーゼ・ピザも、あくまでもさりげなく、いたってシンプルだった。

全体のテイストは、イタリアの片田舎の開放感をベースに、ポルトガルの内陸部の哀愁を加え、フィンランドのエキスを数滴垂らした感覚かなっ?

窓自体が、壁に架けられたタブロー(一服の絵)のようだ。

一つ一つにセンスが感じられる。では中に入ってみよう。

まず驚いたのは、そのユトリ感だ!

静かなる「人の気配」が実に絵になる。

深い。この空間は限りなく深い。。

そして建物の内部の独創性に度肝を抜かれたのだった。

吹き抜けの高い天窓から、柔らかな光が降り注ぐ。

静かに、あくまでも静かに、紅茶の香りを楽しむ。

全ての小物一つ一つが吟味されていた。

カフェとはやはり本質的に「異空間」なのだ。

そのかもし出す気配と、

「美の表出」という概念の中に・・・。

写真&文 by 板橋区の印刷会社ギルマン 代表:三輪アキラ

2017.03.05

〔中部〕

散歩のように旅をして。富士紀行・前編(河口湖)

【エリア別国内旅 中部 vol.01】0110

いつも想うのだけど、「旅の時間とは不思議なもの」だなぁと。あっという間に虚しく終わっていく日常と違い、濃密で心が果てしなく解放されていく、まさに至福のトキ♪
そう、旅時間というのは、愛おしい程に文学的時間なのだ。

そんな訳で今回から2編に分けて、同じ季節に行った「とある旅の流れ」を語ってみよう。

【とある冬の日】この超忙しい日常の中で、わずか2日でさえも、ひねくり出すのは難しい。でもまた、これがスリリングで面白いんだけどねっ(笑)

さて、どこへ行こうか? 白紙だ・・・。どこへ行きたいのか? どこへ今、心が向かっているのか? この2日という限られた中で行ける、丁度いいボリュームの所とは?
心の中のベクトルをさぐってみる。雪、白、冬の透き通った陽光、居心地のいい宿、個性的な露天風呂、のんびりまったり、そしてさりげない所・・・。

そんな中で、ふと「富士山」というキーワードが浮かんだ。この冬の季節、どんな風に雪化粧しているんだろう?
そういえば、今まであまり、じっくりと富士と対峙した事はなかったなあ。何かあまりにも普通にドーンとそこにあるので、まるで風呂屋のペンキ絵のように通俗的に感じられて、あまり意識が向かわなかったのだ。。
僕にとっての憧れの山、あるいは霊峰と言えるのは、例えば穂高などの北アルプスの峰々・・・。

とはいえ、何か「ピン!」とくるものがあったのだ。こればっかりは、心の勘?
よし!ちょっくら行ってみっか~!! となれば、かなり冷え込むだろうから、部屋や露天風呂からもドーン!と見れて、できたら湖ごしに見たいよなぁ。
・・・という事で、河口湖周辺という旅の計画が、まるでイーゼルに立てかけられた真っ白いキャンバスのように、事前に用意できた。

「へーっ、冬の花火もあるのかー!」「おっ!このホテルなかなかじゃん!♪」「レンタサイクルは?」と、さらさらと鉛筆で軽くデッサンをするように、キャンバスに「アタリ」が入っていく。あとは現地でどういう風に、「行動」という筆で色彩の絵の具を塗っていくかだ。

いい旅は、いい絵を描くようなものだと思っている。

その作品は表に出ることなく、心の中に仕舞われるものだけどね^^ でもこういう風に、ブログで表現してみるのもいいものです (´_ゝ`)y-~~~ 

んっ?一歩中へ入っただけで、なかなかいいホテルだなと感じた^^

正直、僕の旅の志向はあくまで「外」で、あまり「内」にはこだわらない。
ただ、この耳がちぎれんばかりの寒い冬の高原。こういう時は、やはり宿選びは重要なポイントだよね。夏なら、寝場所さえあればいいと! まあ、限りなく外にいたい人なんで ☆[^ー゜]

部屋に入ってみる。お~っ! デッサンでアタリは付けていたんだけど、予想以上にいいねぇ♪ 冬の陽光がキラキラと降り注いでいる。富士も正面だ^^
このホテル、サブネームで「風のテラス」とあったけど、そのコンセプト、GOO!

今回は、富士の刻々と移り変わる「表情」を表現してみたいので、時間軸に沿って展開してみようかと。
初日は雲が多く、富士も哀愁を帯びた顔だなぁ。でも、雲の造形と空の空間が、富士という要素を得て、より雄大に感じられる。

さっそく露天風呂だ! ん~、なかなか^^ 富士との対峙感がいい♪ 大気の冷たさと湯の温かさとの、緊張感のある絶妙なせめぎ合い。
これだよね、これ!(^◇^) ゆったりと、全てのシコリが湯に溶けていく・・・。

外に出てみる。湖面に張った氷が、美しく光を反射していた。氷という概念は、もはやほとんど東京にはない。改めて不思議な感触を探るように、じっと見入っていた。。神秘的なマチエールと、フラジャイルな質感・・・。

雪ダルマも、ひっそりと何かを語っている。

ふと、遊んでいる犬に目が釘付けになった。嬉しそうに躍動する姿。白と光と無邪気さと・・・。こんな時だよな!「犬はいいなぁ」って思うのは♪

バイバイって^^

そして今回、なにげに持っていった一冊の文庫本が、とてもいい形で旅のテーマを彩ってくれた気がする。
角田光代の「恋するように旅をして」(講談社文庫)。

実は以前から、「散歩」と「旅」の違いとは何なんだろう?という、永久に答えの出なさそうね命題?(笑)をかかえていたのだった。

近場の「谷中」は、当然散歩だよね。でもちょっと離れた湘南は旅っぽいよなあ・・・。単純に、日常からの距離なのか? その分岐点て、どこなんだろう? お台場は?葛西は?横浜は? うーん・・・・・・。
その命題がこの本を読んでいて、ふっと解決したような気がした。

彼女は散歩をしに外国へ行っているという。そうか、これだ! 僕の旅も散歩だったんだ!! そして反対に、旅のように散歩をしているんだと! 谷中ですら気持ちの持ちようで、旅になるのだ!! まさに目からウロコ(笑)。
僕の旅のスタイルはこの作家とは全く違うけど、この1点のみ非常に近い気がする。そっか~・・・☆[^ー゜]   
とっても素敵な本なので、機会があったら是非読んでみて下さい♪ 特にその中の、「空という巨大な目玉・モロッコにて」は、絶品ですよ!

それになぜ、自転車旅が好きなのかも、深く深く分かった。現地でのんびりと乗って移動していると、一瞬そこで生活している散歩のような、不思議なデジャブ感を味わえるのです。観光客からも、よく道を尋ねられるしねっ(爆)

自由で気ままで安全で、エコロジカルだし、スポーツライクでもあるし。なんせ、徒歩の10倍ぐらいのスピードで、軽やかなフットワークが生まれる。それで余裕を持って、フランクに旅のスケジュールを組み立てられる。
気に入った店・場所・宿を、実際に自分の眼と勘で「発見!」できるしね! これ、最高!! 荷物は荷台にのっけて、気軽に風と波を追いかける、自転車サーファーのようなノリかな♪

もう国内では、どこででもこのスタイルがやれる。今度は海外でもやってみようかなと。モロッコに、ママチャリがあるかどうか分からないけど(笑)、あの迷路のような街路を、スイスイと行ったり来たりできたら楽しいだろうなぁ(^◇^)

ホテルに戻り、夕暮のひとっ風呂^^ ん~、沁みるねぇ・・・(≧∇≦)
富士の上も少しずつ雲が流れ去り、いい感じになってきた。

松明に火が灯る。心憎い演出だね♪ 炎が風で踊る。竜になったり、ウサギやネコになったりと。。

夕食後、いよいよ冬花火。部屋のテラスから見れるってぇのがいい^^ 花火といえば夏の風物詩。でも冬も悪くない ☆[^ー゜] いやっ、悪くないどころか、澄み切った夜空に、ひときわ鮮やかだ!

そして漆黒の夜を迎える。雲はすっかり取れ、富士も毅然とした表情を見せている。

夜の富士か~^^とても文学的だ♪

星空もくっきりと語りかけてくる。

やがて、ゆっくりと夜が明けていく。

朝日を反射し、富士はシュールな表情を見せる。

ピンクともオレンジとも言えない、あるいはレッドともアンバーとも似つかわしくない、この言葉にできない色彩の極みの中に、陶酔していく・・・。

そして朝。見事に晴れ渡った。曇りがちの昨日とは全然違う表情だ。待望の「逆さ富士」でもある。

この白いマチエール、不思議と味覚を刺激される。・・・僕だけだろうか?

当然、朝風呂^^ 陽光が暖かく、昨日とは全然違う感触だ。湯が何か温かいプールの水のよう。時空を飛び越え、南の島に舞い降りたような・・・。

不思議な湯の国、JAPAN! この国は、まだまだ果てしなく奥が深い♪

更に当然、朝酒^^ 今回は、すぐこの近くで造っている「五光」という逸品。
とにかく、ここの土地の水はいい。さすが湧水の湧く富士の裾野。ホテルの水道の蛇口から飲む水ですら、ヘタなミネラルウォーターより旨いくらい。ほんのりと甘みがある。
で、この「五光」。ん~、「水だね!」 これ、最高の誉め言葉ヽ(´ー`)ノ

富士も笑っている^^

PS.この日はこの後、久しぶりの忍野八海へ向かう。 ここも素晴らしかった! その様子は次回で。

写真&文 by 板橋区の印刷会社ギルマン 代表:三輪アキラ

2017.02.14

{ムーンライトバー}

陽だまりと、そして月光の中の水鳥たち☆彡(水戸・千波湖)

【コラム ムーンライトバー vol.02】0109

3日前が満月でした。ホントは何処かへ「ムーンライトバー」と洒落込みたいタイミングだったけど、今週末からポンペイへ出張という事で、断念。(≧∇≦)
こんな時は、同じ季節に以前行った所で、しばし余韻に浸りましょう。

【ある冬の日に】 先日が、満月。しかも全国的に晴天だった。忙しいこの季節、大きな旅は出来ないけど小さな旅なら☆彡 そして原点に戻って、じっくりと月の光と対峙したい。

ただ寒さに震えながらでは。。といって、室内に居ては月は見れない・・・。そこで考えたのは、日中は穏やかな陽だまりの中に居て、冬の透明な太陽の灯から温もりを充電し、それをエネルギーに変えて、ムーンライトバーの実現に繋げていければ、と。(´_ゝ`)y-~~~ 

という訳で、向かったのは水戸の千波湖。野鳥が多く住んでいて、市民の憩いの場になっているという。

かつて一度だけ行った事がある。偕楽園の梅の季節だったのだけど、えらく混んでいて、更に花粉症にも泣かされて散々(;>_<;)
だから、「本来の姿」を見たいというリベンジでもあったのです(笑)

この日、風の無い穏やかな、いい日だったぁ^^
こんな冬の日、近くの公園でも充分癒されるだろう。でも上野から一時間半。読みたい本とワインの小瓶を持って、列車に乗り込む。
このちょっとした距離が、日常から心をフッと開放された「旅人」になれる条件でもあるのです♪

風がなく、鏡のように穏やかな水面。葉を落とした木々に「冬の華」を見る。

シラサギの動きには、つい見惚れてしまう。孤高の哲学者、あるいは隠遁者?

水面から立ち昇る空間には、ミント色の光が溢れていた^^
そして波の形が、まるでスピードを持った現象の象徴のように映る。穏やかなのに、早い。風が作り出すイリュージョンだ!
不思議な時間の概念・・・。

陽だまりの中で、優雅に輝くハクチョウ。暖かで嬉しい太陽の恵みを一身に浴びて♪
陽光は鳥たちの動きと共に、溢れんばかりの喜びを表出する。まるで光の推進力そのものだ!

何でもない光景だけど、風に揺れたその一瞬だけ、全てが完結していた。。

突然、カモが羽ばたきを始める。水飛沫がキラキラと、何度も視界の中をリフレインする。
 

今度はハクチョウが大きな羽を震わせ、飛び立とうとしている。

動物の躍動する姿は、何度見ても、いい^^

こんな日、木々は「光の花」を咲かせる。

陽が傾くと、水面が光の粒に満たされる。

鳥たちが、まるでその中に時空を超えて溶けていくかのようにも見える。。

舞い、踊り、弾ける。。それは、光のシンフォニー☆彡
「夏とは、開放された意識のスタイル」。
「秋とは、現象の声を聴く心のスタイル」。と続いた。
ならば、
「冬とは、太陽の温もりに喜びを感じるスローなスタイル」とでも言おうか☆[^ー゜]  

鳥たちの動きに見入っている中、刻々と時は流れ、少しづつ夕暮を迎える。満たされている表情?、、そんなふうにも感じる^^

オレンジに染まり始める水面。柑橘系の甘酸っぱい色彩だ。

刻々と移り変わる「本物の」色の世界を、ただ眺めていたい♪

そして夕暮と夜の間の、トワイライトな空間の中に佇んで・・・。

ベストポジションに移動している間に、満月はもう既にかなり昇ってしまっていた。。
水面に映る月光の上を、コクチョウがス~ッと泳ぎ去っていく。見事な瞬間だ!!☆彡

月の照り返しにしか出せない、シュールで鋼鉄のハガネのような光の束。まるで銅版画のエッチングのように、鋭く輪郭を削り取っていく。

題名、『プラチナの夜』。。

対岸の町の灯と満月とのコラボレーション。今回はここをムーンライトバーとしよう^^

寒い冬の日、身体的な温もりはないけれど、不思議と心にポッと火が灯る^^
そして、この澄み切った満月に、今宵、乾杯だ!♪ 

写真&文 by 板橋区の印刷会社ギルマン 代表:三輪アキラ

2017.02.09

「公園&パーク」

冬の形、光の色、風の呟き☆彡(文京区・小石川植物園)

【お気に入り 公園&パーク vol.06】0108

今回はちょっと郷愁を込めて、以前住んでいた文京区の話。

実はこの植物園、僕の住んでいたマンションのすぐ隣だったのです。15年ほど前に、ここに居を構える決め手となったのが、この静かな公園でした。
それ以来、仕事で疲れた時などは、フッと「庭」のような感覚で散歩を。

特に何があるという訳ではないのだけど、その時々の光の色、季節ごとの花の香り、樹木の呟き、小鳥の囀り、蝶の舞い、、そんなものに触れるとホッとするのでした。

文京区という東京のど真ん中。谷中などの下町情緒が色濃く残ってるとはいえ、東京ドームがすぐそこという灰色のビルに囲まれたこのエリア。
でもこんな公園が、ひっそりと息づいているんですねぇ。そう思うと、ちょっと嬉しくなっちゃいます(^◇^)

特に冬。暖かな陽だまりを求めてブラブラと。。
そんな日常的で地味なシチュエイションの中でも、フッと意外な発見をしたり、何かを感じる・・・。それがとっても喜ばしい事のように思うのです♪

広々と、冬の陽光に包まれた公園。
正式名称が、「東京大学大学院理学系研究科附属植物園」という名のとおり、古き良きアカデミックな香りがあって、とてもホッとする^^

さりげなく散歩を楽しんでいる人影も。。静かに、あくまでも静かに・・・。

葉を落とした樹木の、力強く伸びていく枝ぶりを見るのが好きだ。まさに、冬の形!ヽ(´ー`)ノ  

これは、「スズカケの木」。樹皮の模様もとても面白い^^ 自然の中に、全てのグラフィズムが潜んでいる。。

静寂を演出するのが、この小鳥たちの囀りだ。時空を超えて、どこか山の中に来たような、心地良いイリュージョンすら感じる。

あちこちに小さな池がある。何てことのない、ささやかな池。でも、水に映る景色は、いい。心を遥か彼方へいざなってくれるからだ(´_ゝ`)y-~~~ 

カモ達が、嬉しそうに陽を浴びていた。深いミドリの揺らめきの中で。そして、水の波紋が「静かさ」という音を立てる。

冬に咲く花は、特別にいとおしい♪
ツバキ。。「花椿」という伝統的な言葉があるくらいだから、この花は日本人の心の中に、キリッとした象徴として深く根を降ろしている気がする。

枯葉のジュウタンの上を、一歩一歩踏みしめながら歩く。まさに、「哲学の小道」。。
歩き、また歩く。カサカサという音・・・。考えをまとめるのには最高だ。

何でもない光景。でも。思わず立ち止まってしまうシーン。
冬の色香を感じる。

偶然の象形文字? 過去にいた、小型の爬虫類??(笑)

「静かなる冬の日」。そんなタイトルを付けてみたい^^ 普通のようでいて、どこか不思議でハッとするような光景だった。
樹木は深く語りかけてくる。。

そして「冬のミドリ」は、どこかシュールだ。かつて、「グリーン」というプログレバンドがあった。
癒しの色のようでいて、何故か魔性を秘めている。不思議な色の概念・・・。

ふと見ると、ベンチの上にワインとグラス。人影はない。 それが妙に絵になっていた。
しばらくして一組のカップルが戻ってきて、ワインレッドを陽光にかざし、静かに飲んでいた。イキだねぇ♪

若い芽が、冬の陽の中で着実に伸びている。 これも「冬の形」だ。

そして、散り遅れた葉も冬の花。光に透かしてみれば、とても美しい♪

シラサギだ! ここでこれを見れるとは思わなかった・・・。
この池は、僕の住んでいた部屋から直線距離にして500mたらず。植物園の入り口まで50m。
ん~、、そう考えてみると、面白い!

冬の陽が傾くときの、限りないぐらいの斜光が好きだ。光の天使が、彼方からやって来るような感じ^^

そして地上に落とす影は、抽象的アートだ!

カモも最後の光を名残惜しむように・・・。

更に光に染まった綿毛が、風にフワッと流れ飛んでいた。
まさに、今回のテーマそのもの! いつまでも眺めていたい光景だった♪

ここでは、ビルの谷間に夕陽が落ちていく。どこか「都市の哀愁」が漂うシーン。
閉門が4時半なので、最後まで見届けられないのが、とっても残念(≧∇≦)
それでも、ギリギリまで冬の色を感じていたい。。

そして浮かび上がる、旋律的な「冬の形」。ジャン・デ・ビュッフェの絵のように・・・。

僕にとっても、このブログはとても大切なもの。一編一編、噛み締めるようにUPしていこうと思う。
いわば、慌ただしい日常という名の戦場に咲いた、一輪の花?(笑)

写真&文 by 板橋区の印刷会社ギルマン 代表:三輪アキラ

2017.02.01

「公園&パーク」

実録!ホワイトアニマルの謎?(東北サファリパーク)

【お気に入り 公園&パーク vol.05】0107

先日、よく行く東部動物公園へ。ここのジェットコースター:カワセミが大のお気に入り。横揺れが少なく、快適なワープ感が得られる。ただ乗ってる時間が短く、あっという間に終わってしまうので、この倍あったらいいのになぁ、と(爆)

それと毎回目を奪われるのが、ここで飼育されているホワイトタイガー。世界で最も美しい動物と言えるかもしれない♪
そんなかんやで、今でこそ普通に見れるようになったけど、僕が初めてこの白い動物に出会った時の事に、今回は触れてみよう。

【2007年4月】それは、福島市の花見山に桜を見に行った時の事。
たまたま目にした1枚のリーフレット。東北サファリパークとある。「へぇ~、東北にもあったんだ~、サファリ!」
元々、動物園は大好きの性分。それが高じて、ケニアやタンザニアにも野生動物を見に行った経緯もあるぐらい。

それにしても、このリーフで目を引いたのは、白いトラとライオンの写真! この施設内で飼育されているという。。
印刷された写真をまじまじと見つめた・・・。
白いトラもライオンも、1点のくもりもなく確かに白い・・・。何かとてつもなく高貴なもののように感じる。世界にも僅かしか棲息していないとも書かれている。

野生動物の中には、生まれつきの白変種やアルビノで、白い個体がほんの僅か生まれることは当然知っている。特に「白虎(びゃっこ)」などは、古来から高貴で希少価値のあるものの象徴のように、日本人の中に定着しているぐらい。
でも実際に生きている実物を見たという経験は、この動物好きの僕ですら、ほとんどなかったように思う。

「こ、これは行かねば!!」

しかもよく見ていくと、この動物園は、「白」に徹頭徹尾こだわっていて、他にも、白いシマウマ(???)、カンガルー、タヌキ、ワニ、ニシキヘビなども飼育しているという。。以前には白いチータもいたらしい。
よっぽど館長が「白好き」なのか、異常に「白の収集癖」があるのか・・・。

ただ、ホワイトパークと言われる白動物コーナーには、ユキヒョウや白フクロウも混じっているので、「おいおい、それは元から白いよ!」と、つっこみを入れたくなる「のん気さ」だ(笑)
(もしかしたら普通のシロサイがいて、これは白いサイです・・・な~んてことはないよね?爆)

でも、この辺がいいんだよなあ、東北は♪ 以前秋田へ行った時に見た、泥火山探勝路。その中の真っ白い沼:湯沼のインパクトは、K-1戦士のピーターアーツのハイキックをもろにくらった程の衝撃だったし。。
(分かりにくい人には、レイセフォーのブーメランフックをくらった時と置き換えよう。ん?・・・同じか~?笑)

でも地元ではそれがどれほど凄いものなのか??のんびりしているので、ほとんど宣伝もしていない。。
いや~いいなぁ、こういうところ^^ 好きだなぁ♪ ビバ、泥火山!!

で、これに準ずるように、、もしかしてこのホワイトライオンあたりは、まさにあの、故・手塚治虫の永遠のアニメ、ジャングル大帝に出てくる百獣の王・パンジャとレオのように真っ白なのでは!
おーっ!ほんとか~?!絶対見たい~!!!

ここで余談だけど、僕自身も「白」にはちょっとこだわりがあって、少なからず「縁」があるのだ。
生涯をかけて発見しようと思っている未知生物の一つが「ホワイトマンタ」! しかもこれは白変種やアルビノではなく、正真正銘の「新種」であるらしいという事までは分かっている。
ただ今はなかなか忙しくて、調査は全く進んでいないのです。。

メルビルの「白鯨」の古典を出すまでもなく、白い特殊で巨大な生物は、それだけでロマンなのだ!♪
遥か外洋に棲息し、インドネシアのサンガラキやスンバワあたりの海域を中心に、僅かな目撃例があるというこの白いロマンのホワイトマンタ。

それに対して、福島の郡山の先にある二本松という駅から車で20分という、人知れず?ある、サファリにいる白い動物達。
何か共通項があるなぁ^^(ないか?笑)
ただこっちの方は、白変種かアルビノであることは最初から分かっているし、行けば何かしら必ず「何か」は居るわけで。この違いは大きい。(大きすぎるぞ!爆)
だから僕にとっては、「ホワイトロマン」の予行演習のように、「調査」してみようと思ったのでした♪

まずは行く前の下調べ。即刻サファリに電話をしたところ、なにやらやる気の微塵も感じられないオバチャンが電話口に出た。

「あの~、そちらに居ますよね?白いトラとライオン?」
「え~、まあ・・・」 ん?なにやら妙だ・・・。
「リーフレットを見たんですけど、ほんとにこんなに白いんですか?」
「あ~、それは印刷物だから・・・」 い、印刷物だからって、おいおい・・・(苦笑)
「でも実際もこんな感じですよね?」
「・・・ほら、動物って汚れるでしょう?・・・だから・・・」 よ、汚れる??

じゃあ何かい?手塚治虫はよりリアル感を出すために、パンジャとレオを少し汚して、クリーム色ぐらいにすべきだったって事なのかい??
・・・謎だ。。謎が謎を呼ぶ・・・。こうなったら、何が何でも行くしかない! 行ってこの目で見てみない事には・・・。

そして、この「謎の白トラ・白ライオン、ほんとに白いの?調査の旅」が、先日、1泊2日で決行されたのだった!

まずは、サファリとしても、けっこう楽しめたな~♪ 面白い!アイム、フル!!トゥーマッチ!!!
僕はタクシーで行って、園内でボロボロの車を借りたのだけど、マイカーやレンタカーでなくて良かった~!とつくづく。。
なんせ気性の荒いヤギが、大きな角でゴンゴン・ゴリゴリ車のボディにアタックしてくるわ、擦り付けてくるわで・・・。

いや~、いいなぁ、アバウトで、大雑把で、おおらかで^^ これぞ東北!ビバ、サファリ!!
(でも園内の地図ぐらいは作ってね・笑)
そして、巨大なバッファローやラクダやキリン、角の大きな水牛や鹿もどんどん餌をねだりに車に擦り寄ってくる。。

まあ長くなるので続きは次回に。今回は「ホワイトロマン」に絞って掲載してみます。
そして、できるだけ実物の色に忠実に再現してみようと思う。とくと、ご覧あれ!

ホワイトタイガー この看板がローカルチックで、なかなかいいよねっ!

これはオスの「アル」(18歳)。トラの寿命はよく分からないけど、もうお爺ちゃんなんだろうね。

何か、古代のサーベルタイガーを髣髴とさせる幻想性があったなぁヽ(´ー`)ノ

これはメスの「ローズ」ちゃん(11歳)。

おーっ!完璧!!パーフェクト!!!すんばらしい「白虎」!!!!(@_@;)

気品漂う淑女でした♪

ホワイトライオン

オスの「ヘイジ」君(5歳) ん~・・・・・・・・・・・・・・・・・。

でも、茶目っ気たっぷりで、可愛くいい動きをしていたので、「まあ、それなりに白いかな^^」としておこう・・・(≧∇≦)

一方のメスの「レム」嬢(5歳)は「けっこう白いぞ!」としてみよう。 こんな柔和な表情のライオンは初めて☆彡

ホワイトゼブラ

こ、これは!! んー、どう来るかと思ったら、こう来たか~!!

通常のシマウマの白と黒の縞模様に対して、なんとエレガンス、かつシックなんだろう・・・。パリのシャンゼリゼあたりを歩いていても、なんの違和感もないよねぇ(^◇^) 最高!!

ホワイトカンガルー

ん~、この辺になると、白いのも普通にいなかった???となるよねぇ。隣には、白いロバとキタキツネがいたし。。あのね~・・・ ̄○ ̄;)
でもその中でも、白いカンガルーは貴重なような気もするが・・・(^_^;)

ホワイトスネーク&アリゲーター

ん~、完全に看板の迫力に押されちゃってるなぁ(笑)

でもこの白ワニは、石膏でできているかのように白かったぞ~(^。^;)
いるんだねぇ、こんなのが! 世界は白い!! いや違った、広い!!!

それにしても、いたら凄いぞ!と思うものに、白いゾウと白いカバ。でもだめだぞ!ちょっとばかし色が薄いぐらいじゃ! 完全に真っ白じゃないと、ねっ☆[^ー゜]
もうそうなってくると、龍や麒麟のような「幻想動物」の域に達してくる。。

もしいたら、岩手でも青森でも見に行くぞ~! うそうそ、もうそのレベルなら、香港ぐらいまでなら^^(爆)

※今改めて見てみると、このホワイトゼブラがとても面白いと思う。ほんと「こう来たか~!!」だよね。

それと9年ぶりにネットでHPを見ると、この東北サファリ、今だ健闘している。ホワイトライオンの赤ちゃんも昨年生まれたようだ。素晴らしい! また行ってみようかなっ(^◇^) 

写真&文 by 板橋区の印刷会社ギルマン 代表:三輪アキラ

2017.01.23

「温泉(露天風呂)」

魔境:宝川温泉の謎(ジャパネスク・ワンダースポット)

【お気に入り 温泉(露天風呂) vol.03】0106

この季節、無性に温泉が恋しくなる。そこで今回は、以前行ったこの湯宿の紹介を。過去ログがあるので、その時の文章をそのまま再現し、その時空にタイムスリップしてみよう。

2009年2月━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

季節は冬だ。 超忙しい中で、二日ほど取れた貴重な時間。当然、旅のベクトルを探る。
イメージするのは荒々しい冬山、真っ白い雪原、雪を踏みしめる心地良い感触、ホッとできる静寂な宿。そして当然、雪見露天、と。。

そこで今回計画したのが、群馬の水上を基点に谷川岳を望み、スノーシュー・トレッキングをやる。宿は、以前からもう一度行ってみたかった宝川温泉。
旅の組み立てという構想が、まさに雪のようなキャンパスに、スラスラとスケッチするかのようにその輪郭が入っていく。
後は「行動」という絵筆で、自由に着色し描き上げていくだけだ。

旅とは、絵を描く事に似ている。。

で、今回はこの温泉宿をテーマにしてみよう。前回初めて行ったのが、2005年の11月。秋も深まった紅葉の中での日帰り入浴だった。そこで見たものは、露天の圧倒的な広さと迫力、そして人間大もある天狗のお面等の「異常」なコレクションの数々・・・。


(写真はその時のもの)
 
当時の個人的日記でこんな風に書いている。

ここは、まさに河童天国だ!
この宝川温泉、久しぶりに頭をぶったたかれたような、心地良い新鮮な衝撃を受けた。『ジャパニーズ・アメージング・キッチュ』と言い換えてもいい。
 
正直ぶっ飛んだ!「温泉」という概念が、ここまで異様な広がりを持って目の前に迫ってくるとは・・・。
次回は1泊して、じっくりとこの湯宿のキテッレツなる神髄に迫りたいという欲求が、ふつふつと沸いてきた。

だから、丁度3年半ぶりの目的達成なのだった。しかも晩冬で雪のまだ残る、最高の露天の季節の中で。。

水上の駅前では全く雪を見なかったのに、さすが山深き秘湯の地。いい感じで雪が残っている。

全部で4つもある、広大な露天風呂。季節こそ違えど、何も変わっていなかった。何て素敵な事!
この渓流の宝川に沿って露天が掘られている。荒々しい瀬音が、心に深く染み入ってくる。。

そして至る所に、「妙なモノ」が置かれている。「飾られている」というよりは、「遊び心を持って存在している」というか・・・。

祠(ほこら)の中にも無数のコレクションが。巨大な天狗のお面も健在だった。

これなどは、あえてチープな造花だから面白い。不思議なバランス感覚に、脳髄がクラクラする。

極めつけは、古い廊下に無造作のようでいながら、アンバランスを楽しむかのように並べられているモノの数々。。

古美術の隣にテディベア。純和風の土産物のそばに、アジアの珍妙な民芸品。仏壇の横にヒョットコ等々・・・。
『何でもあり』という、不思議で不気味(良い意味で)、そして奇妙な楽しさ。「温泉宿は、非日常へのイザナイだ!」という事だろうか・・・。
さすが「魔境」と惚れ込んだだけの事はある(笑)

ひととおり見た後、夕食前にさっそく「ひとっ風呂」だ。念願の「雪見露天」。
日常に溜まったあらゆるシコリが、ゆっくりと湯に溶けていく・・・。

食事は、いいムードの個室で。イワナや地の野菜の炭火焼、ヒメマスや鯉の洗いのお造り、タラノメの天ぷら、おまけに熊汁と、、内容的にも申し分ない。
酒はもちろん「谷川岳」。清涼な雪解け水を想わせる、切れ味のいい酒だ。

そして一眠り後の深夜2時。真夜中の露天に浸かる。誰も居ない、100畳もある湯を独り占めだ。この時の充実した気分やイマジネーションを語りだしたらキリが無い(笑)
ただ、露天の真髄は『湯煙と霧の位相関係にある』とみた。どちらも、最も国内旅の奥深さを演出してくれるものだから。

「幻想」という名の至福、、「シュール」という名の飛翔。。。
また部屋で一杯やりながら、夜明け(黎明)を待つ。辺りが一瞬コバルトに染まる。僕が一番好きな時間帯だ。

山の早朝の切れるような寒さ。だからこそ、湯煙で暖をとる時の心地良さ。。

大気は青から水色に、そしてゆっくりと夜が明けていく。そして、な、何と、この時、雪がパラツキはじめたのだった。
(あまりの嬉しさに、その感触を味わう方に気をとられていて、写真には収められなかったのだけど・・・笑)

「旅の幻の写真」とかけて、「タコの卵巣」と説く。その心は?
『本当に貴重で美味しい珍味(シーン)は、漁師が船上で真っ先に食べてしまうので、市場には出回らない』
(写真を撮るよりも、その一瞬を自分の眼と脳髄に焼き付ける方が先だ)(爆)

当然、早朝のひとっ風呂。冷え切った体を伸ばし、ただただ、『あ~~~~~~~~~』という言葉しか出てこない。
顔に当たる冷たい綿のような雪の、なんと心地いい事! 露天の醍醐味は、この3回の非日常的なプレミアムな時間の中にある。夕暮と、真夜中と、早朝と・・・。

昨今、24時間入れない宿が急激に増えている。。宿側の一方的な決まりで、深夜12時から6時まで入浴禁止ときたもんだ。理由は、お上からのオタッシで「安全の為」だという。嘆かわしい、、まったく馬鹿げている。。滑って危険とかの個人の安全確保は、自分自身でするものだ。
どこまで、この異様な(この場合、悪い意味で)自己管理を無視した、過保護&強制的な管理主義がはびこっていくのだろう。。どんどん世の中、自由を奪う、嫌な時代になっていく気がするなぁ・・・。

『24時間OKの宝川温泉よ、時代の泥波に負けるなよ!』と。

朝食後、古くから運営に携わってきた宿の人に話を聞く機会を得た。なかなか興味深い事をいろいろと・・・。ここでは長々と書くスペースはないけど、一つだけ。

『あの置物や飾り物たち、特にこれといった考えはないのです。先代が趣味で集めた「ガラクタ?」を、ただ気の向くまま置いて、見る人に自由に何かを感じてもらえれば。。
温泉だからといって、かしこまって純和風で統一している所や、洗練された所は他にいくらでもあるわけで、、ここは同じようにはしたくないのですよ』と。

その考え、、あっぱれ!!

その話を聞いてから、更に見るもの全てに、新鮮な心地良さを感じるのだった。
崩れかかったような不思議な土間も、

今にも土に返りそうな昔ながらのストーブも、しっとりとした味わいがある。
「朽ち果てたモノにしか出せない美」を感じる心は、開放的な露天のある湯宿がよく似合う。

また必ず来よう、、そう思った・・・。

日本もいざ歩いてみると、かなり広い。だからこそ、全国をいろいろと見て回りたい。でも少なくともここは、何度でも来たい、僕の大のお気に入りの湯宿なのである。

写真&文 by 板橋区の印刷会社ギルマン 代表:三輪アキラ

2017.01.14

「公園&パーク」

七色のプリズムの煌きに魅せられて☆彡(箱根・ガラスの森美術館)

【お気に入り 公園&パーク vol.04】0105

いよいよ2017年が始まりました。僕にとっては大きな節目の年。
今年もそんな日々の羅針盤になるように旅ブログをUPしていきますので、どうぞ気軽に遊びに来て下さいね~ヽ(´ー`)ノ

さて、今回はこの季節にピッタリのテーマで。以前ある人から刺激を受け、ちょっと前にポーラ美術館を中心に箱根散策を。

元々は、そんなにはこのエリアは詳しくないのです。 今まで、彫刻の森や千石原のススキ、箱根園の水族館やユネッサンスをポチポチと。。
・・・となると、一泊してゆっくりと温泉に浸かり、2日間で色々まだ見ぬ所を回ってこようと。

で、この時はポーラ美術館もスタイリッシュで良かったのだけど、思わぬ収穫が! それが今回取り上げる「ガラスの森美術館」。
名前はもちろん知っていたのだけど、単に「ガラス工芸品が室内外に展示されている所」というイメージしか。。ところがどっこい、ここもケッコー良かったのです♪

例えば、ディズニーシーは流石に面白い。ただもう誰もが知ってるし、プロモーションにも巨額な資金が導入されていて、あえて僕が取り上げる必然性は全くないのです。。

そんな中で、アミューズメント大好き人間の僕ですら初めて。。あるいは、良いのだけど宣伝ベタでレアになってる所を、ここでは取り上げたいなぁ♪
そんな「応援歌」のような紹介の仕方が、僕っぽくて、いいかな、と。知らなかった人には、かなり刺激になるしねっ☆彡

いや~、比較的近い所にも、まだまだ余り知られてない面白い施設があるんだなぁと、改めて思いましたよ!☆[゜ー^]

『あ~、なるほど~、、こういう事だったのか~!』
入り口で花を模した、木に施された無数のクリスタルガラスを見て、ちょっと嬉しくなってしまったのです♪ これこそが、「ガラスの森」の実体だったのだ!

それは、周囲の冬枯れた木との相性も良く、とてもエレガンスに感じたのでした^^ この季節に来たのが、正解だったかなっ(^◇^)

一粒一粒が精巧に飾られ、見る角度によって、プリズムの反射で様々な色に煌く。。

降りしきる雪の様でもあり、見方によってインスピレーションを無限に膨らませてくれる♪

厳しい寒さに咲く、早咲きの透明な梅の花のようでもあり、、夏の高原を彩る朝露の結晶の様でもあり・・・。

園内はこじんまりとはしているものの、程好く演出されスッキリとまとまっていて、好印象^^

透き通った幻の雨降る、どこか見知らぬヨーロッパの街角?


(※公式サイトから) 

ちょうど、ベネツィアの仮面舞踏会をイメージした貸衣装のイベントをやっていた。

この趣向もなかなかGOOD! 訪れてた人の何人かが、楽しそうに着ていたなぁ^^ 最近はほんと、コスプレブームなんだよねっ。

「ガラスの森」はシンシンと静かで、冬の凛とした透明な大気との相性がとてもいい♪ 太陽光をプリズムのように反射する、白昼夢のような光の世界。。

それは、よくあるLEDのイルミネーションやレーザー光線とは全く違う、風にそよぐ、もっとずっとナチュラルな煌き。
自由に光の色の粒が、大気と戯れている・*:..。o○☆*゚¨゚゚・

館内に入ってみよう。

中世のお城をモチーフとした、なかなか凝った内装。

しばし、ボ~っと、バーチャルな異空間の中に埋没していく。。

見事なベネツィアングラスの数々。

ガラス特有の煌びやかな光の舞、、迷宮のような構成の造形美・・・。

そして暖を取りにCAFEに入る。

夕暮近く、森は昼間とは違った静謐な時を迎える。

風にそよぐガラスの花一粒一粒が、光のシンフォニーを奏でる.。♦♫⁺♦*゚¨゚・*:..。♦♫⁺♦*
それはちょっと今までに見た事のない、ファンタジックな光景だった^^

バーチャルながらも、よりナチュラルに無限の色彩が弾け、そして踊る。。

陽が完全に落ちると、風も強まりキラキラが増幅され、更なるクライマックスを迎える。

それはイマジネーションの中にある、プライベートな聖夜☆彡

こんな夢のような時間もあっていい♪

思えば、ずっとプロモーションを手掛けてきたジープ島のコンセプトが、『ナチュラル・ファンタジー』。
「自然界の中にこそ、心をときめかせる真のファンタジーがある」という、僕のオリジナルワードなんだけど。。

例えばそれを広げていけば、虹やオーロラであったり、水中のシーンであったり、更にはグランドキャニオン等の壮大な地形であったり、野生動物の迫力あるシーンだったりと・・・。
そういった人の手が入らない、超ナチュラルなものがもちろん最高なんだけど。。でも、それと好対照を成す人の手が入った、こういった趣向を凝らしたアミューズメントも、またいいのですねぇ☆[゜ー^]

結局、一方だけに偏らないその変幻自在で振り幅の大きい往復運動を消化してこそ、より自由にイマジネーションを膨らませられるような気がする。。それは「アート」にも通じる事♪

これからも実際に自分の眼で見て、どんどん面白いアミューズメントを紹介していこうと思います。
ここを訪れた方々、何かレアで面白そうな所があったら、是非教えて下さいね!^^
なにせ一例を言うと、門司港を旅した時も、わざわざスペースワールドにも寄ったぐらいなので(爆)

写真&文 by 板橋区の印刷会社ギルマン 代表:三輪アキラ

2017.01.07

〈首都圏散策〉

冬こそ、青空と太陽の季節だ!(見沼へ至るロードウォーキング)

【近場トリップ 首都圏散策 vol.03】0104

この時期、風の弱い穏やかな日がいい。冬の暖かな陽射しを浴びながらなら、ただ歩いてるだけでも心地いいからだ。
この年末年始は、埼玉のこんなコースを歩いてみた。車の通らない、見沼川に沿って永遠と続く遊歩道。それは地味ながらも(笑)なかなか静かで快適だった。

サイクリングロードも平行して別にあり、たまにすれ違うのは犬を連れての地元の散歩人だけ。。何よりも「川に沿って」っていうのがいい。
川に沿っての遊歩道と言えば京都の哲学の小道が思い浮かぶ。ただこちらはどちらかと言うと、思索と言うよりも頭の中が空っぽになる小道かなっ☆[゜ー^]

そして驚く事に、この名称:緑のヘルシーロード、埼玉を南北に56kmも続いているという。。メインスポットは見沼自然公園。ここがまた再度、地味(笑)ながらもけっこう気に入ったのです。

葉を落とした樹形はシルキーに凛としていて、青く広々とした空を見せてくれる。だからこそ、こうも言えるのだ。
『冬こそ青空と太陽の季節だ!』と。

冷えた大気だからこそ、歩いていて浴びる太陽の恵みがありがたい。

趣のある寺があったり、

こんな標識があったりと。。

これが東京近辺の、基本的な冬の色かなっ。

青々とした新緑もいいけど、僕はこの中間色のシックな色も好きだ。

この研ぎ澄まされたフォルムも。

そして見沼に到着。初めて見る沼だ。沼岸は最小限の護岸で、自然が保たれていて原生沼の趣もある。。悪くない。

やはり最後の到着地点には「水」が絶対に必要だ。

ではなければ、「変化と帰結」という意味で随分味気ないものになってしまう。。

水は時にハッとする造形シーンを生む。

更に冬の色を水面に映してみよう。

そして徐々にオレンジ色を含んだ大気が水に溶け込み、

様々なマチエールを生み出し、

目を楽しませてくれる。

さあ、今日はここで「オープンエアBAR」と洒落こもう。

太陽の沈み具合で様々な色彩を見せてくれる、

この極上の時空間の中で・・・。

写真&文 by 板橋区の印刷会社ギルマン 代表:三輪アキラ

2016.12.29

(ぶらりCAFE)

ちょっと小粋なイタリアンのランチコース☆彡(ハーブ&おいしい野菜塾)

【地元(板橋)散策 ぶらりCAFE vol.03】0103

さて、久しぶりに地元ネタで。旅をしていて楽しい事の一つは、地元を愛する人々に触れる事。不思議とこちらまでウキウキしてくる。で、自分はと言うと。。
板橋に越してきてちょうど丸4年になる。超旅好きで根無し草のような僕だけど、今はけっこうこの板橋が気に入っている。以前は文京区に住んでいて、そこも良かったのだけど。。

やはり灯台下暗しは良くない。地元をしっかり見据えてこそ、巨視的な非日常の旅が生きてくる。という訳で、今回はこのレストランを取り上げてみよう。
前からここの存在は気になっていた。それでつい先日行ってきました、冬の麗(ウラ)らかな午後に。チャリで10分ぐらいかな。

最近は特に有機野菜や無農薬野菜、そして地産地消とか「この手のモノ」にとても惹かれている。そんな美味しい野菜を実際にそこで栽培をしていて、それを直接食べられるというレストランだ。ん~素晴らしい!♪

最近は思い思いに趣向を凝らしたカフェのランチプレートが人気だけど、今回頼んだのはランチコース。
最後のデザートまで、店の人がゆっくりと次を運んでくるので、ゆったりと寛げる。しかも値段は1500円。ランチワインの300円を加えても税込みで1944円。感動~!(笑)

都会の中にある、まさにオアシスのような空間。

開放的な室内は、可動式でオープンエアになるようだ。

何と言っても、緑のガーデンに囲まれていて、雰囲気が素晴らしい!

季節はずれのヒョウモンチョウまで(@_@;)

もちろん外好きの僕は、陽の当たる暖かなテラス席に陣取る。

どれもなかなか旨そうだ。

まずはワインで、心をフッと泳がしてみる。。

前菜はキッシュを中心に、採れたての野菜で。

次にカボチャのスープ。味付けも申し分ない。

メインはカキの創作料理。ん~満足。パンも美味しい。

麗らかな陽の中で、スッと心も透明になっていく・・・。

最後のデザートも手抜きはない。

休日はミニ電車も走るという。

畑に囲まれた中で食べる昼食。。

ちょっと板橋ならではの、なかなかキュッとした小粋な店だった。

仕事や日々の雑事に追われて、一瞬のうちに貴重な一日が終わっていく。。(≧∇≦) そんな我が日常だけど、たまにはその合間に、こんな風に余裕をカマスのも大事だよね!(笑)

※お店のURL:http://yasai-dining.com/
写真&文 by 板橋区の印刷会社ギルマン 代表:三輪アキラ

2016.12.24

《千倉(南房総)》

『cafe la fin』という構想に一歩近づけた日。(千倉の定宿で)

【よく行く所・千倉(南房総) vol.04】0102

先日、ちょうど1年ぶりの千倉に。南房総にありながら、鴨川と白浜の中間に位置していて、いわゆる「観光地」とはちょっと違う。温暖で静かな環境を求めて移住してきた人が多い「生活地」なのかなっ。

風が穏やかでサンサンと陽が差す冬の日に、フラッと訪れ始めてかなりの年月が経つ。移住者が多い為か、ポツンポツンとお洒落なイタリアンの店や雰囲気のいいカフェが出来たりして、それらを自分で発見したりするのがとても楽しい。

そんな千倉で、もう「定宿」と呼べるようなペンションがある。名前は「バードランド」。ご主人が僕と同世代で、行くと話しが尽きない。映画・音楽・文学と造詣も深く、たまにいい意味で口論になったりもする(笑) サルトル・カミュ論争のように(笑)

何よりも、このペンションの建物としての立体的造形と光の入り方、夜の照明の徹底したこだわりに惚れてしまった。限りなく個性的で、なおかつ居心地のいい居住空感。もはや「宿に泊まる」というよりは、友人の家に遊びに来た感覚だ。

そして来るごとに新鮮な驚きがある。前回は超ど級のホームシアターで見たお勧めのフランス映画に驚嘆し、今回は夜明け前から堪能した日の出前までのシュールな時空。そんなOFF的感覚の一日を綴ってみたい。

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房総の中でも千倉の海、そして風土が特に好きだ。

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ポカ~ンとした光に溢れているから。。

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一軒だけ、今回発見した店を紹介してみよう。名前は「サヤン」。

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2年前にインドネシアから舞い戻り、この店を始めたというサーファーのご主人。随所にかの地のこだわりのテイストが感じられる。

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また一つ、千倉に好きな店が出来たかなっ。

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昼過ぎにバードランドに到着。

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この複雑で立体的な建築構造が面白いんだよなぁ。。

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広いウッドデッキは、開放感そのものだ!

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こんなギャラリーも、建物の一角に併設されている。

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そして2階のテラスに続くこのサンルームが、今回の最大のテーマとなった。

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少し高台にあるため、千倉の海を見事なまでに一望できる。この立地条件にご主人が惚れたのも良~く分かる。

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少しずつ日が傾き、光が物語を語り始める。

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それはゆっくりと、ゆっくりと自分と向き合うための内省的な時間だ。

そして翌朝の、まだ暗い内からこのサンルームにこもった。すると、何と天窓から半月が顔を見せたのだ! 思わず照明を全て消し、この贅沢な月光の降り注ぐ中でまどろんだ。それはまさに現実とも夢の中ともつかない、時空間だった。。

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やがて日の出前の黎明を迎える。

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通常は寒くて、なかなか屋外だとこのシーンの中に長時間は居られない。

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でもこの日は、このサンルームが強い味方になってくれた。素晴らしい居住空間、そして建築設計!!

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やがて太陽が顔を出す。朝もゆっくりと、ゆっくりと訪れるのだ。。

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そして僕の大好きな、ここの朝食。コーヒーは思わず唸りたくなるような、こだわりのトラジャ。

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頭の中は完全に空白になっていく。。

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フッと美しいと思ったらイメージを切り取ろう。

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自然の声や香りを感じるのと同じように、感覚的に、ひたすら感覚的に・・・。

今回来てみて、次の大いなる目標が生まれた。それはここで「月の出」を見る事。これは今までも様々な場所でやってきた事だけど、屋外の環境の中ではなかなか厳しいのだよ。だいたいが痺れるように寒く、快適なコンディションで見れる期間はごく僅かだ。でもここなら一年を通して、その「ぬくもり」の中で見、そしてまどろめる。

で、ここのご主人、現在二つの夢の構想を考えているという。一つは映画ベティブルーに出てきたコテージのようなペンション、そして海べりの月の光を浴びれるBARをやってみたいという。。ん~、面白い!

僕も一つ考えている。名前も既に決めてある。それは『cafe la fin』。耽美なる終焉。。
一見廃墟のようにボロボロに朽ち果てているようで、それは計算され尽くしていて、存在そのものが美しいカフェ。目の前が海で、大自然の中にただポツンとある、分かる人にだけ来て欲しい店。ただほとんど人は来ないだろうなぁ。。それも良し!(笑)

まあ、夢だけならいくらでも構想できるので、ねっ☆[゜ー^]

写真&文 by 板橋区の印刷会社ギルマン 代表:三輪アキラ

2016.12.15

〔四国〕

清流に映る月に酔う!(四万十川・後編) 

【エリア別国内旅 四国 vol.02】0101

前編からの続き。仕事の合間に、できるだけ時間を創って旅に出ている。これはもう人生の潤滑油のようなもの。僕にとってはなくてはならない時間だ。そして夕暮れ、あるいは星や満月の下で酒を飲む。。至上の喜びである。

これをいったいいつぐらいから始めたのかと記憶を遡っていくと、はっきりと『これぞ酒だな!』と思えたのが、32年前のグランドキャニオンの谷底で飲んだ酒からだったような気がする。
夕暮、谷の一部が真っ赤に染まり、眼下にはコロラド川。静寂の中から濃い大地の息吹が感じられ、その圧倒的なスケール感。それが酒という「触媒」を借りて何十倍にも増幅し、心を躍動的に解き放っていく。全てから開放され、今この地球に真に生きていると実感できた至福の境地!

そしてもう一つの流れが、小笠原の日の出山の頂上で飲み踊った酒。その満天の星の輝きは今でもはっきりと脳裏に焼き付いている。あまりの輝きに、星の一つ一つの外側に光りの輪ができる程・・・。
31年前の事だけど、そのシャンデリアのような天空の輝きを越えたシーンは、未だにない。。

更にもう一つの流れが、ずっと少年時代?から憧れていた、李白の詩の中にあった「月をサカナに酒を飲む」というくだり。川に船を浮かべた流浪の中での酒。友であり、希望であり、心を照らす光としての月。。
これをはっきりと瞼に焼き付けたのは、21年前のボルネオのサンガラキという島での事だった。たまたま天上にあった満月の青い光の中で飲む酒に、深く引き込まれていったのだった。頭の中まで青く透明になっていくかのように・・・。

スコッチが18年、22年と寝かせていく事で純度を上げていくように、月の光で更に50年、100年と増幅されるような気がする。精製し、余計なものを削ぎ落として熟成された時に残るもの。それは、やはり大地からの息吹だった。

そしてジープ島で更に進化していき、夢雲(moon)というハンドルネームも持つようになった。

夕暮れ、星、月、、そしてこの大地の息吹の中での酒。。いつしかシャレでM’s BARと呼ぶように。
このMの頭文字はもちろん僕の名前のイニシャル。そしてもう一つがそのシンボルとしてのMoon。そして、Mind(心)、Magic(魔法)、Moor(荒野)。
更には、Memory(記憶)、Malt(モルト)、Mystery(神秘)、Melodey(旋律)、Metaphysical(形而上学)の10個からきていると、勝手に思って楽しんでいる(笑)

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その日、M’s BARを探して更に南下する。
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ようやく酒を飲むのに最適の、取って置きの場所を見つけた。
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西側では、夕陽が佳境に入っていく 。夕映え、そんな言葉がぴったりだった。

で、今回はこの四万十川の清流に浮かぶ満月を肴に、スコッチを飲もうと思った。穏やかで自然がまだたっぷりと残っている大河でなければ到底できないだろう。
そしてじっくりと「四万十川とは何か?」「自分にとって川とは何か?」「旅をする事とは何なのか?」・・・そんな事を思いながら静かに飲む酒の味は、また格別だった。

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ふいに東側から満月が顔を出す。
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これぞ、コバルトブルー・ムーン!
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どんどん月が上がり、波光のパフォーマンスが続く。。
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雲が月の光を受けて、「夢・雲」となる。
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さあ、今宵は四万十の月に乾杯しよう!

それにしても、一つ面白い現象がある。12月のこの真冬の寒空、、屋外の荒野で酒を飲むなんて、よっぽど物好きだと思うかもしれないけど、全くそのとおり! 自分でもそう思う(爆)
ただ満月の日だけは、ちょっと特別なのだ。夕暮も佳境に入り、太陽が顔を沈めると、とたんに寒さが厳しくなってくる。特に寒い冬空、、シンシンと冷気が襲ってくるようだ。ただ、そこにポッカリと月が顔を出し、水面に美しい波光を描き始めると、不思議と体感温度が上昇するのだ!

月の光は温度を持たない冷光。。では何故? 僕はこんなふうに思っている。

その光で、ポッと心に灯火が差すのではないだろうか。体の奥深い芯の所に反応するかのように。。視覚的なもの、あるいは感じる光のその美しい光景だけで体感温度が変わる??
やはり「心」や「気」の世界ってホント神秘的で面白いもんだなーと、つくづく思う。そして、どれだけこの光に励まされてきた事か。

『太陽が外界の外側を照らす光なら、月は心の内側を照らす光。』

更に新しい月との遭遇を求めて・・・。

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早朝、「川の町」を散策する。西に沈んでいく月にお別れだ。
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全ての輝きと、人生そのものを映し込んでくれる川面・・・。

翌日の3日目はドピーカンに晴れ上がった。いろいろと「川の町」を見て回り、そして念願だった下流へと下り、海へ出た。
四万十川、、源流地点から196Kmの大河。その内の約3分の1以上の70Kmを走破した事になる。自分の足だけで駆け抜けたゴールインでもあった。

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海に出る。走り抜いた感慨に耽る。
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その日の夕暮。何か「地球の声」を聴いた様な気がした。。

その海の近くは、平野浜というサーフィンのメッカ。時に凄い波が来るらしい。その海縁のサーファー御用達の小さなペンションがその日の宿となった。話し好きのそこの主人と、その日はじっくりと四万十川と土佐の風土について語り合った。
北陸から20年前にこの地を気に入って夫婦で渡ってきたという主人。とても面白い人だった。照れて、とうとうカメラに収まらなかったけど(笑)

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ペンション平野は、海の香りがした。
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主人の釣果が今夜のおかず。今宵はマダイ 宝貝を始めて食べた。これにはかなり感激!
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翌朝は、海がブルーに染まっていた。波が穏やかな時は、サーファーは来ないらしい。潮騒・・・。
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川と海、、この対比を心行くまで堪能した。

そして最終日は朝からずっと雨だった。早めに飛行場のある高知市に入り、一路桂浜へ。土佐のシンボルともいえる坂本龍馬の記念館に立ち寄りたかったからだ。
するとちょうど面白い企画展をやっていた。龍馬の子孫にあたる、坂本直行という、北海道の開拓農民であり画家でもあった人物との対比という企画。骨太で素朴な絵の数々。。
幕末を疾風のごとく駆け抜けていった龍馬は、当時北海道の開拓を夢みていたのだ。その意志を、この子孫が受け継ぐ形となった。なかなかいい企画展だった。

土佐と北海道。。僕も今年4回目を行こうかと考えていた程惹かれる北海道が、この土佐の地に来て再び繋がった。その事に不思議な因果を感じ、感動をおぼえた。予想もしない嬉しい事が起こる。やはり旅はいい。

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雨が音符を窓に書き付ける。
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レインピクチャー。。
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箱庭のような浜があった。
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そして龍馬記念館で、時が立つのを忘れた・・・。
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土佐の人はホント酒好き。いい土地だ。気に入った!

土佐藩という店で仕上げにかかる。さあ、食い忘れがないように(笑)
土佐で一番旨い酒を持ってきてくれ!と言ったら、この「玉の井」が来た。確かに旨い! そして、ようやく念願の清水サバのタタキだ。良い良い。更にこの店名物のカツオのタタキ寿司で、終了~!(´ー`)v

Photo by 板橋区のデザイン&印刷会社ギルマン 代表:三輪アキラ

2016.12.10

〔四国〕

一日で60kmをサイクリングで走破!(四万十川・前編)

【エリア別国内旅 四国 vol.01】0100

久しぶりのブログです。さあ、いよいよ2016年も残すところあと僅か。今年はミクロネシア・ポンペイの観光プロデュースをスタートした年なので、年3回この地を訪れた。それだけに他の地の旅が少なかった。。

そこで忙しいのを承知で、何とか12月のラストを、まだ見ぬ国内旅で締めくくりたい! その白羽の矢を立てたのは四国・香川。その理由は追っ付け語っていくとして、そのモチベーションを挙げる為に選んだ過去ログの再UPが、これだ!
10年前の旅。同じ四国で同じ時期。何ともメモリアルではないか!

忙しいビジネスマンが「心の旅」を生活の中に組み込む事は、ホント難しい(≧∇≦) 共すると億劫になって、どんどん先送りになって日常の中に埋没してしまう。。だからこそ自分にハッパをかける意味でもねっ。

10年の歳月を甘美に感じる為に、原文を出来るだけそのまま掲載してみよう。

【2006年・12月】 今回の旅も、ある種のインスピレーションから始まった。元々、今年4回目の北海道を狙っていたのだけど、いかんせん寒い旅になる。。「寒い地方は寒い季節にこそ旅の風情がある」と分かってはいても、なにせ根っからの南志向(笑) 気持ちはついつい暖かい南へと向かってしまう。近い内に極寒の雪国を目指すとして・・・。

そこで、まだ足を踏み入れた事のなかった四国。そして前から行ってみたかった四万十川。そして、流れ着く黒潮の太平洋。土佐の風土と酒、旨い肴、地元の人との語らい。こうして旅の輪郭が形造られていく。。

ただ一番の根っ子には、故・立松和平氏が四万十川についていみじくも言った言葉にあった。『この川がダメになったら、日本の川は全てダメになる』と。。日本人がずっと心の拠り所にしてきたハズの、美しい川の文化。その「最後の清流」と呼ばれるこの川を早めに見ておきたい。『行ってこの目で見るタイミングとしては今しかない!』と。

そして僕の、四万十川への「小さな冒険の旅」が始まった。。

そしてもうひとつこの川に惹かれた要因として、嵐山光三郎氏のエッセイにもヒントがあったのだ。
『この川には自転車でも走れる素晴らしい道がある。それは、ピカピカ光線の中を進み、目で味わい風の言葉を聞ける道程だ』と・・・。

7時台のフライトで松山から入り、宇和島まで特急。そこからローカル線に乗り換え、中流域のサイクリング始点の小さな街:江川崎に着いたのは昼過ぎだった。ここで1泊して、翌朝から片道約50Kmの長丁場だ。平坦な道なので問題はないが、ただ寒い。。とにかくひたすら寒い・・・。この山間の地は恐ろしい程冷え込む。朝は0度。「南国土佐」どころか、まるで「寒国土佐」のようだ(笑)

カヌーもこぎたかったけど、時間の余裕がなかった事と、さすがに沈した時の事を考え、今回は断念。。山間の地はこの季節、16時でもうまっ暗になってしまう。土佐の酒と旨い肴で、まずはこれから始まるツーリングに向けて充分に体調を整える。

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明日から、この川の「南下」を始めよう!
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出発点は、このホテル星羅四万十。部屋からも川を見下ろせる、月をモチーフにした、スタイリッシュなホテルだった。

さあ出発だ! 出会い頭、まずはこの川の「凛とした透明度」に驚嘆した!(@_@;)
僕もいくつかの川を巡ってきたけど、上流域の清流とは渓流であり、当然透き通っているのがあたりまえだという気持ちがある。でも、たいてい中流域に入ると穏やかな流れに変わり、いろいろな理由で濁ってくるものだ。それがここでは全く違っていた。。

こんな表現ではどうだろう。例えば、山の中の素晴らしく透明度のいい湧き水の湖があったとする。その湖を際限なく並べていった感じ。川というよりは、その湖が連続して連なっているかのような不思議な光景・・・。

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ピカピカ光線を浴びて、快調に走り出す。

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大地から発する様々な「声」を聞きながら。。

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エメラルド色の水辺に、目が釘付けに。

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静かに川は「物語」を語ってくれる。

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川辺の、土星のような不思議な小宇宙。。

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そこに架かるスレンダーで美しい沈下橋。

季節は12月の初旬。最高にオフシーズンなこの季節。どこもかしこも静けさに満ち、そして穏やかな冬の太陽の、喜びに溢れた光に包まれていた。。
バイクに乗った地元の郵便配達員と、川辺の僅かばかりの農家の人々や漁師達・・・。

おそらくこの日、この広大な川をサイクリングし観光していた人間は、僕だけだったのではないだろうか。11月いっぱいでレンタサイクルは終わっていたのだけど、無理を言って特別に借りたのだった。朝晩の寒さだけをガマンすれば、静かで開放感が必要なツーリングには最高の季節かもしれない。

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繊細な竹林越しに見る、輝く川がいい。

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んっ?と思ったら、シャッターを切ろう!

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川と共に素朴に暮らす人々。。

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なんか「歌」が聞こえてきそうだ♪

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そして冬ならではの、妖艶で密度の濃い椿のピンクに、しばし浸ろう。。

フィーリン・ホイーリン・・・。山川健一氏のエッセイ本「自転車に乗ろう!」の一節にこんなフレーズがある。
『自転車で走る時のあの風を切り、滑るように前進する自由な感覚。あれは背中にツバサが生えた状態なんだ。あのボヴ・ディランのアルバム「フィーリン・ホイーリン」は、まさにこの感覚を歌ったもの』だと。。

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シャレで、駅ではなくカヌー小屋。本日閉店。。

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こんな遊び心に、思わず『えっ?』っと。

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沈下橋は、増水時のこの土地ならではの工夫。シンプル&素朴で実にいい!

そしてこの日わき道も入れて、川の下流にある中村の街まで約60kmを走破した。当然、足のスジがおかしくなり、最後は片足だけで漕ぐようになった。でも気分は絶対的に爽やかだった。
やはり綺麗な水辺は、人の心を徹底的に洗ってくれるのだろう☆彡

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川面は光のマジシャン。

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波がないときは色のマジシャン。

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移ろい行く、時の赴くままに・・・。ここでは、ゆったりと時間が流れていた 。。。

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そして、目的地の下流域:中村の街に到着!

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素晴らしい行程だった。

更に狙っていたのだけど、この日は満月。もう一つの大きなテーマである「四万十川に映る清流の満月に酔いたい!」は、後編で。

Photo by 板橋区のデザイン&印刷会社ギルマン 代表:三輪アキラ

2016.11.19

{フォトアートの世界}

月のフォトアートの世界をご堪能あれ!(^-^)/

【コラム フォトアートの世界 vol.02】0099

今週の満月はスーパームーンでしたね♪ それに呼応するように。。来年度のJEEP島カレンダーをオフィシャルに紹介する季節になって、ふと以前創った「月シリーズ」が脳裏をよぎりました。
それで今回は、こちらでのプライベートではその紹介を。来年度分は、ジープ島公式サイトの以下をご覧下さい。
http://www.jeepisland.com/commu/calendar.html

20年前にコテージが建ち、「宿泊できる無人島」としてデビューしたJEEP島。その第1歩から、ずっと見守り続け、プロデュースを重ねてきた僕としても感慨深いものがあります。何せ、この島で月の魅力・存在の大きさに目覚めたのですから・・・。
僕にとっては、この島自体が「月の師匠」みたいなもの。このさい胸を張って「世界一の月の島」と言いきっちゃいましょう!\(^o^)/

これまで、様々な方達とコミュニケーションをとる中で思うのは、『なんと、月の好きな人が多いことか!』です。
こういうデジタリックでカチャカチャと本質の見えずらい時代だからこそ、真に神秘的なもの、地球創世記から存在する、ゆるぎない「本物の美」に憧がれるのでしょうねっ☆[^ー゜]   

前置きはこのぐらいにして、各月ごとにキャプションと共にご紹介します。写真はもちろん全て僕がJEEP島で撮ったものです。

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表紙 Moon Sound (ムーン・サウンド)
全体のテーマは「月の調べ」。この島で月を見ていると、どこからともなく音楽が聞こえてくるのです。そんなイメージかな^^
この月は十二夜で満月ではないのですが、逆にふっくらと立体感があり、より天空に浮かんでいるムードがあって、大好きなムーンフェイスです。

☆ここからが月ごとのページになります。フォトの中にイメージタイトルを入れてみました。ポスターのように、写真だけではない文字の入るグラフィックヴィジョンもお楽しみ下さい。
そして各月の、日本の季節とのカラミも意識していますよ~♪

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1月 Moon Serenade (ムーン・セレナーデ)
月の夜想曲・・・。辺りがまだ漆黒になる前にコバルトブルーに包まれる一瞬。この時間帯に、水平線近くの中空に浮かぶ十四夜の月が一番好き。
それはまさに天が与えてくれた最高のプレゼントかもしれない。

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2月 Mysterious Night (ミステリアス・ナイト)
椰子と月って、どうしてこんなに相性がいいのだろう・・・。古来から日本人はこれを「椰子葉月」と言って特別に愛でていたのです。
官能的な夏の日の夜、月は神秘的な物語を語ってくれるのです。

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3月 Pianissimo (ピアニシモ)
繊細に、ひたすら繊細に曲を奏でる月。それは、萩原朔太郎の震えるような詩の世界をも想起させる。・・・月光の震えるような声が聞こえる。。

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4月 Melodious Moon (メロディアス・ムーン)
それとは逆に満月の頃、月は全天空を支配し、全ての地上を喜びに溢れた光で包むこともあるのです。このシーンは島の西側に沈んでいく「月の入り」。日の出前の午前3時。
この日はずっと、ボーッと月のメロディを聞いていたのでした・・・。

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5月 fortissimo (フォルテシモ)
ピアニシモに対してフォルテシモ。十五夜になると、月は最大限の輝きを放ち、見る者を圧倒する。
この島での満月の日。それは天空の祝祭の日でもある。僕はこれ以上の満月の迫力を他では知らない・・・。

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6月 Fantasy Night (ファンタジー・ナイト)
さあ、満月の夜だ! 地上にあるもう一つの地球。それは、「別惑星に降り立った日」と呼んでもいい。今宵最高の酒を飲もうじゃないか!

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7月 South Moon (サウス・ムーン)
「南」への旅に椰子の葉はかかせない。南へ、もっと南へ! 気付いたら、この赤道直下の島にまで来てしまった。もうこれ以上の南はない。
では月をからませ、更なる南へ飛翔しよう・・・。

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8月 Light Wave (ライト・ウェーブ)
「波の光=月の道」・・・。それは自然界のドラマチックなイルミネーション。
ユラユラと輝く雄大な光を眺めていると、もうそれだけで全ての事から解放される。そして心を浄化してくれるのです。

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9月 Moon Dream (ムーン・ドリーム)
覚醒しながらも夢を見ることができる。そんな事を教えてくれたのも、この島の月。そしてただ見るだけではない。音や風や匂い、そして皮膚感やリズム。。
その地のライブの劇場に立つ事こそ、最も重要な事だと・・・。

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10月 Blue Reborn (ブルー・リボーン)
青い蘇生。時には雲がとっても重要な役割を果たす時がある。分厚い雲は月の繊細な光を覆ってしまうけど、適度な雲は大歓迎だ!
月と雲・・・。そこでは無数の天空のアートが描かれる。。

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11月 fairy tale (フェアリー・テール)
オトギ話を英訳したら、こんな素敵な言葉に出会った。
実はこの写真を撮っている間、ずっと「かぐや姫」の昔話を想っていたのだった。月に帰っていくある女性の物語。「想像力」とはなんと果てしなく深いのだろう・・・。

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12月 moon flower (ムーン・フラワー)
今回、僕が一番気に入っている一枚。この中では最もアーティなシーンだと思っている。
月という花・・・。それは妖しくも不思議で、天に咲いた、ただ唯一の一輪の花。

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最後にカレンダーをめくった時のトビラページです。ここではテーマに寄せて、ちょっとした詩のようなフレーズを入れてみました。
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Moon Sound

水平線の上に、ポッカリと月が出ていた。
それはふだん見る月とは明らかに違い、
優しく微笑んでいるような表情を見せている。

ふっと誘われるように砂浜まで歩いていく。
周りの雲を従えるようにその光で浮かび上がらせ、
水面に神秘的な「波の光=月の道」を映し出している。

なんて美しいのだろう…。

それは現実の光景とは違う、
何かもう一つ別の次元の世界のように感じられる。
例えて言うなら、「心の中のシーン」のような…。

そっと目を閉じてみる。
わずかに聞こえる波の寄せては返すリズム、
サラサラと椰子の葉が風にそよぐ囁き、
小鳥や小動物達のかすかな鳴き声、
珊瑚のカケラが触れ合う音色、
そして心の中にある無数のメロディ。

それらをまるで天上の指揮者のように、
優しい光の中で奏でているような気がしたのだった…。

ムーン・サウンド。

そうか…、では腰を落ち着けて、
冷えた極上のジントニックを用意しなければ。
そして今宵、ゆっくりと「月の調べ」を聞くとしよう。

ある日のジープ島にて  三輪アキラ
─────────────────────

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-PS- この時はまだ、CDラジカセを持っていってた時代。写真にあるのはクラプトンの「ピルグリム」のCD。そして冷えたジントニック。どうです?今回のイメージにピッタリでしょ!☆[゜ー^]

次回はまだ決まってませんが、今後も週1ぐらいのペースを崩さずUPしていこうと思います。
Photo by 板橋区のデザイン&印刷会社ギルマン 代表:三輪アキラ

2016.11.11

「湖沼」

ジャスミンの風吹く大地。・゜゚・*:.。..。.:*(北海道:大沼)

【お気に入り 湖沼 vol.01】0098

前回、函館を語ったけど、この時の10月に行った旅は、 同時に大沼ももう一つの目的地だった。過去にほんの僅か見た程度で、ほとんど初めてといっていい。
一見すると開発が進んでいて、ちょっと箱庭的だけど、ゆっくり回ると、その良さがじわりと沁みてくる地だ。

例えば、尾瀬沼のような秘境感は全くないけど、ねっ。ただ、北海道特有の伸びやかな大地と、ゆるやかな風。なかなかどうして、、他にはない独特の詩情溢れる沼だな、と。
ここはあの「千の風になって」という曲が生まれた地だという。。ん~、分かるなぁ^^

旅には、その時その地で、ふと感じる「香り」のようなものがある。春のかぐわしい花の香り、新緑の季節の草いきれ、真夏の昆虫達の匂い、秋の色付いた果実のような香り・・・。

今回は初秋という独特のハザマの季節。そんな中、ふっと「ジャスミン」の香りを嗅いだような気がしたのだった。花が開くのはもちろん春だけど。。何かこの大地の元で、たおやかに、すこやかに、サラサラと。・゜゚・*:.。..。.:*

その香りを感じてもらえたら♪

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ス~ッと風が吹き抜けていくような、この地ならではの独特の景観だ。ここは「北海道リゾート」の発祥の地だという。。

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大小126もの小島が点在し、橋を幾つも渡りながらの散策が面白い。「湖月橋」かぁ^^ 名前がいいねっ☆[^ー゜]  その橋を「月の弓」に見立てて、大沼のシンボル「駒ケ岳」を望む。

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馬車も、しっとりとこの地に溶け込んでいる。ん~、ムードがあるなぁ♪

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見る場所によって、様々な景観を持つこの沼。そこに、ポカ~ンと浮かぶ、さすらいの千切れ雲。。

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湖面もその揺らぎで、ふっとウインクのような表情を浮かべる。

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ハスも微笑んでいる^^

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一枚の写真からタイトルが生まれる事がある。今回がまさにそれ。ス~ッと、繊細なジャスミンの香りを嗅いだようなシーンだった。

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宿はクロフォード・イン。アーリー・アメリカン調のテイストで、とてもいいホテルだった。ふっとアメリカの大自然、ヨセミテやイエローストーンに来たような錯覚を覚える。

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空間に変に気取らない、自然体の伸びやかさがある。高い天井から、グリーンシャワーが降り注ぐ。。

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小鳥が遊びに来るテラスで、コーヒーを飲むだけでも心地いい♪

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翌日はレンタサイクルを借りて、沼を一周してみた。ここはちょうどメインスポットの反対側。広々と西側の稜線が開けている。という事は、日の入り・月の入りは素晴らしいパフォーマンスを見せてくれる事だろう。ちょっと次回の再訪に思いを馳せる。。(´_ゝ`)y-~~~ 

旅の陰影を創りだすのは、時空の広がりと、太陽と月の「角度と姿」だ! この時は雲の隙間から差す光が、独特の表情を持っていた。陽気な時も、憂いを持った時も、そして滑らかな時もあれば、鋭角的にとんがる時もある。全ていい。ふとそんな気がした・・・。

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そして、とても気になっていた、秘湯「流山温泉」。ガイドブックにはこう記されている。『放浪の彫刻家:流 政之の心と形をとどめる異形の温泉』と。・・・なるほど。。ところどころ、作家の設計らしい、ダイナミックで前衛的な景観が楽しめる。

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露天風呂からも駒ケ岳が望めた。湯に浸かる感触も申し分ない。まさに心の中と皮膚の上を、「千の風」が吹き抜けていく・・・。

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そして、湯後の「休み処」のここが、とても気に入った。名前は『停車場』。いいねぇ、この感じ、このアイデア♪ もちろん、地ビールを一杯^^ アルコール度数8度。旨い!! 深く濃く、「旅の時間」が流れていく。。

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更に、広々とした敷地を利用した、屋外彫刻の数々。

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この地の、ストーン・ヘンジ^^

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アースアートともいえる、ダイナミックなインスタレーション。。

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そして辺りが少しずつ夕陽に染まっていく。

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沼では、夕焼けの感動が2倍ある。何故なら、湖面にもその驚きを映し出してくれるから・・・。

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今回は独特のピンク色に染まってくれた。時間の流れで、ジャスミンからローズへ。時空に薔薇の花が咲く。

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その中を、まるでシルクのカーテンのように鳥が渡っていく。それはどこか心が浮遊するような光景だ。一緒に何処かへ飛んで行けるような。。
そして、足元の湖面が描き出す揺らぎのシーンが、いつまでも「時のメロディ」を奏でるのだった・・・。

次回はまだ決まってませんが、今後も週1ぐらいのペースを崩さずUPしていこうと思います。
Photo by 板橋区の印刷会社ギルマン 代表:三輪アキラ

2016.11.06

「城下町&タウン」

街の灯が呼吸する中に。。(函館・後編) 

【お気に入り 城下町&タウン vol.02】0097

前編からの続き。
元町から大森海岸へ抜け、夜のハイライトでもある夜景に備えるため、 一旦ベイエリアにあるホテルへ戻る。

「旅の時間」とは、麗しき時間。それをコーディネートし、ぐんぐん前へ進んでいく時の何と充実している事! やりたい事をし、見たいものを見、気に入った場所でくつろぐ。。そこには何のためらいもなく、一点の曇りもない。
日常のともすれば弛緩しがちで釈然としない時、仕事に追われ貴重な時間をどんどん浪費していく時、あるいは仕事になかなかのめり込んでいけない「もどかしい時」とは、全く無縁だ。

そして旅は教えてくれる。何をやるにしても、「楽しい」「有意義だ」と思ってやらないと、物事はスイスイとは運ばないということを。。

で、今回の函館、、いつも以上に街に灯る明かりに惹きつけられた。もちろん夜景を見るという事にポイントを置いていた事もあるけれど、この可愛らしいほど小さな街が、その明かりでひっそりと、でも華やかに呼吸しているかのように感じたからだ。

ベイエリアと元町の品のいいライトアップは、過度にケバケバしくなく、とても好感を持てた。小樽や釧路にも、若干その「気分」てあるけど、この感覚って、函館という街を語るのに、とっても重要なような気がする。
まさに、『街がひっそりと息をしている感じ』かなっ♪

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ベイエリアの赤レンガ倉庫群は、今まさに暮れなずもうとしていた。

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軽薄な作り物ではない、歴史が詰まっている建物と石畳には、何ともいえない深い趣がある。

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少しずつ電飾に明かりが灯る。完全に暗くはならない、このぐらいの時間帯がいい。

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その方が、刻々と暗くなる朱に染まっていく空との対比が、より美しくドラマチックに感じるからだ。

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雄大な自然の光に対しての、人工的であっても物静かでささやかな、『ホタルのような光』・・・。それは唯一、一瞬の刹那の中にある。その一瞬を見逃さない事こそ、心のアンテナの感度の高い「旅の時間」。。

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今回泊ったホテルも、ひっそりと呼吸していた。

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ベイエリアの倉庫を改造したというこのホテル、窓からの眺めも、なかなかいい感じだった。

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秋の夜はつるべ落としと言うが、あれよあれよと西の空が真っ赤に染まり始める。

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夕焼けの朱と街の灯の、最高のコラボレーション!

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まだ闇に沈まない中、函館山のロープウェーで山頂に登る。

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着いた頃は完全な夜になっていた。秋の夜長かぁ、、じっくりと「光の世界」を堪能しよう^^

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東からうっすらと月が昇り始める。水平線ギリギリなので、その月は赤い。長崎の夜景もそうだったのだけど、メインの方角はどっちも東側で月の出の方向。
ん~、もしかしたら、こんなところにも、「夜景の名所」の隠された秘密があるのかもしれない(@_@;)

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月が「銀河」に浮かんでいた。。インスピレーションが果てしなく湧き出てくる・・・。

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満月の3日後の、やや欠けて控えめな月だったが、なんとも美しい。。

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今回は大沼の月がメインだったけど、こんな形で函館でもシュールな月の光景を見れて、とても嬉しい^^
はかない人工的な街の明かりと、普遍的で生命力を持った月の明かりとの競演。それは不思議なほど調和を保っていた。

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その後、展望台のBARで、夜景を愛でながらワインを一杯。すると、チェイサーがイルミネーションのように光ったのだ!☆彡 コースターがLEDで、この移りゆく光を創り出すようだ。。

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始めて見る、なんとも粋な小道具☆[^ー゜] すっかり気に入ってしまい、このBARで函館のお土産に一枚購入。それはまるで、今回の函館を象徴するに相応しい、静かで内から湧き出てくるような光の「つぶやき」だった。

光は呼吸する・・・。

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PS.ささやかながら、今回も定番のご当地グルメ。
その夜、とある居酒屋で函館名物のイカのお造りで一杯。透き通っていて、ゲソがまだピクピク動くほど生きのいい逸品だった♪ 更に忘れてならないのが函館ラーメン。塩味ベースの、さっぱりとしながらも、ズシンと腹に響く味だった^^ もちろん、ウニ丼も(笑)

これにて、今回の函館は完結。大沼は、また次の機会にUPしましょうヽ(´ー`)ノ 

Photo by 板橋区の印刷会社ギルマン 代表:三輪アキラ

2016.11.01

「城下町&タウン」

ぶらり元町、秋の風と☆彡(函館・前編)

【お気に入り 城下町&タウン vol.01】0096

さて、今回は7年前の同じ時期に訪れた函館。今、仕事がかなり混んでいて缶詰状態。。無性に旅がしたい!(≧∇≦) 故に、せめてBGで。(^。^)

2009年10月━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
行ってきました、函館へ。 この旅は何て言ったらいいのだろう、、まさにピンポイントの旅かな^^
ここしか4日間の休みが取れないという日程の中、全国的に天気が悪く、おまけに台風が近づいている。でも、満月の2日後、久しぶりに月と対峙したい。。

天気予報を見ると、不思議と函館近辺のみが晴れマーク。これは南北に細長いこの国ではよくある事で、晴天に向かって旅を計画し、実行できるのが嬉しい(^◇^)
よし!決行だ!! 実は前から函館で月を見たかったのだ。

この地は2度目。ただ前回はかなり前で、駆け足で回ったので、今回はじっくりと見て回りたかった。
好きな「街」だ。それもかなり^^ 日本の中で、もしかしたら3本の指に入るかもしれない。。 今回改めてそう思った。「村・町・街」のくくりは微妙だけど、少なくとも「街」というくくりの中では。ただ、ひなびた名も無いような漁村も好きだけど、ねっ。

華やかさ、賑わい、静寂、落ち着き、ゆとり、港、潮風、レトロ、ハイカラ、伝統、モダン、前衛・・・。新旧が入り混じり、心地良く融合している。しかも、「食文化」も豊かで、気候も北海道の中では最も穏やかだ。

ほとんど初訪ともいえるので、「ディープな函館」はまた次の機会に。まずは、有名なポイントを押さえながら散策し、徐々に自分なりに発見し、イメージの「切り取り」をしていこう♪

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坂の街:函館。。まずは映画のロケでもよく使われるという八幡坂を登っていく。なるほど、、確かに吹き抜ける「空気感」がいい。

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ハリストス教会。とりあえず、まずは押さえでねっ^^ 薔薇と青空とのコントラストが、鮮やかだねぇ☆彡

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その近くのカトリック教会を見下ろす。絵に描いたようなバランス。秋晴れ、、それが力強く旅情をかき立ててくれる。

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数ある坂の中で、僕が一番気に入ったのが、この大三坂。瀟洒で、ホッとするような趣がある。

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そこを更に登っていくと、チャチャ登りの坂になり、聖ヨハネ教会を見下ろせる。まるで空に浮かぶように建っていた。。

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そして、旧公会堂。個性的な色彩で、元町のシンボルのような建物だ。

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団体さんを避ければ、静かで適度な観光客数。落ち着いた散策。。国内旅行は、今、驚くほど面白い!♪

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さて、ここからは自分の眼と勘だけで、「!?」を感じ、心に引っかかったモノだけを見て歩こう。
僕はガイドブックはけっこう参考にするのだけど、余りチェックしすぎると面白くない。やはり、{発見!?」の喜びを大事にしたいから。

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これは今回、最も気に入ってるワンショット^^ ただの店の壁なのだけど、窓ガラス一枚一枚に色の違ったブラインド。。ん~、「函館」を感じる♪

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これもいい! 普通の民家の二階の出窓なのだけど、ガラス瓶を並べた遊び心が、いいなぁ☆彡

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これは、とあるカフェの入り口。黒板に白墨で店名、、なんとも粋だねぇ☆.*°

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そんな中にも、「モダン」が共存しているところがいい。カフェ・ペルラ。この空間、この圧倒的なゆとり・・・。

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さりげない一杯のコーヒーだけで、なんと贅沢な空間を手に入れられるのだろう・・・。

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ふと、甘いものが食べたくなったので、何店か物色して、一番「ピン!」とくる店に入った。

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昔の民家をそのままカフェにした創りの店だ。とても落ち着くし、レトロな飾り物もしっかりと吟味されている。

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まさに知り合いの家で、ちょっとお茶する感覚♪

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函館という街の低力、懐の深さ、揺るぎないゆとり。。。後でガイドブックを見たら、「茶房・菊泉」という有名店である事が分かった。
こういうのもいいよねっ^^ 帰ってからガイドブックを再度読むと、『あっ、ここだ!』ってなるから、二重に楽しめるのです。

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更に坂の風情やお店を物色しながらブラブラする。海を見下ろせるから、いつでも風が吹きぬけていく爽やかさがある☆彡

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そこに、函館のハイカラ文化の下地があり、それぞれの店が、思い思いに個性を出している自由さがある。それがとても心をウキウキさせるのだ♪ 

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これなんか、「ヒゲ面のお爺さん」に見えるぞ!(笑)

今回、ガイドブックに載っていない、ベイエリアの反対側の海岸べりを散策するつもりだった。いつだって、未知の領域に一番興味がある(@_@;) 
ただ時間がなく、一軒のちょっと面白そうな店を発見しただけに終わった。。次来る時は、この地を更にディープに自由に散策してみよう!
この後、夕暮のベイエリア~函館山の夜景と月の出を迎える。続きは次回で^^

やっぱりいいなぁ、北海道は! この地に立つと、すっと、すぐに馴染んでしまう。 そして、リラックスしている自分を発見するのです☆[^ー゜]

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PS.この日の夕方、ふと空を見上げると、不思議な光が! 虹のようだけど、通常の虹ではない。太陽はこの下だから。とすると、巨大なハロか? 環天頂アークとも違う。アーチが逆だ。こういう形のものは、あの天空のハイパー美術館=ジープ島でも、まだ見た事がない。。生まれて初めて見た、天空の光のミラクル現象!ヽ(´ー`)ノ

何か今回の旅は、僕の人生にとって、大きな「クギリ」を示唆している気がする・・・。確かに今、大きな転換期を迎えているからだ。。それ故この「ハロ」で、何ともいえない甘酸っぱくも、不思議な気分に包まれたのです。。後編に続く。

Photo by 板橋区の印刷会社ギルマン 代表:三輪アキラ

2016.10.24

『紅葉』

「秋の歌」が聴こえる♪♪(信州・女神湖)

【四季の風物詩 紅葉 vol.02】0095

今回は、今この時期にピッタリの過去旅にしてみよう。
この旅から8年が経過したわけだけど、ブログにしてみると、つい最近のような気もしてくる。。早いよねぇ、月日が経つのは・・・。だから故、貴重な人生を最大限に謳歌できる「旅ブログ」の存在は大きい。

「紅葉を味わいに高原へ」は、僕の旅の定番のようなもの。でも最近しばらくご無沙汰している。昨年のこの時期には、山形の酒田・鶴岡へ行ったし、一昨年は北九州の門司港と。。行きたい所が沢山あり過ぎる。日本も広いぞ~ ̄○ ̄;)

そして、あっという間に10月も後半。来週も時間を取れず、今年も「高原の紅葉」のタイミングを失った。。
そこでこの旅ブログで、時空を超えて行ってみましょう! 高原の紅葉は、平地とは全く違った深く濃い味わいがあるのですよっ☆[゜ー^]

2008年10月━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
10月も後半に入り、東京の木々も少しずつ色付き始めている。

以前、「夏とは、開放された意識のスタイル」と書いたけど、では秋とは何だろう? ふと、そんな事を想いつつ、日常を離れた静かな山の中で、ゆっくりと考えてみたい・・・。
という訳で、先日向かったのが、信州・蓼科の女神湖。東京から長野新幹線で佐久平まで1時間20分。そこからバスで1時間10分。とても気軽に行ける、高原の湖だ♪

遥か少年の頃、ここはまだ中央本線の茅野駅からしか行けず、白樺湖のずっと先。奥深く霧に包まれた、神秘と憧れの地だった。今は近くなった分だけ「開発」が進んでしまったけど、そんな甘酸っぱい郷愁が、まだそんなに壊される事なく残っていて、今でも比較的気に入っている場所だ。
標高1500m。夏でも朝晩は、身を切るように冷え込むこの高地。キリリと冷涼に冷えた大気が、この季節でも心地いい。
冬を迎える前の、足早に通り過ぎる一瞬の「秋化粧」☆彡

赤や黄・そして海老茶と、枯れ行く前の最後の色付き。それは一日で言うなら、夜(冬)を迎える前の、ちょうど朱に染まる夕暮に当たるのかもしれない。 じっくりと物想いにふける夕暮・・・。

「秋とは、現象の移ろいを聴く心のスタイル」

そんな想いで、しっとりと自然が奏でる「秋の音色」を、聴いてみましょう♪

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観光のピークを過ぎた湖は、ひっそりと静まりかえっていた。

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水面に突き出した立ち枯れの木が、ここのシンボル。 立ち枯れ、、なんて哲学的な詩情をそそるのだろう・・・。凛と立ちながら枯れていく様は、ただただ、ひたすら深い(≧∇≦)

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湖畔はまさに、秋の音色に包まれていた。

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しっとりとした、「高原の秋」という曲♪

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そして、水面のキラキラとした光とモミジで、花火のような旋律を奏でるのだった☆彡
・・・風にそよぐメロディを伴って。

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白樺とモミジと青空と。まさに高原ならではの、爽やかな秋色だ^^ 青が深いからこそ、赤が眩しいほど映えるのだ。

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秋色に塗られた石畳を歩く。

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壁までもが秋化粧。

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湖畔の店を、「秋色」を求めて訪ね歩くのも楽しい^^ そして、秋にしか出せない空気感を感じる。

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そんな中にある夏の名残、、それがまた嬉しい☆彡 ふと夏を思い出すからこそ、四季の移ろいにノスタルジーを感じるのだ。

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どこか郷愁を帯びた、心の中のさえずり♪

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葉は一枚一枚、最後の主張をし、地に落ちても、不思議な存在感を放つ。

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湖畔の清流に落ちるのもある。水の流れを得ると、動きのある万華鏡のような色彩を放つ。

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カモも、秋色に染まっていく^^

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そして陽が傾くと、次に訪れる「冬の色」さえ感じる。

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そう、大気も秋色に染まるのだ。

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最後まで聴きとどけよう、夜想曲・ノクターン♪

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「秋の調べ」という楽譜で・・・。

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翌日もカラッと晴れた。 これはホテルの部屋からの眺め。木々に囲まれた、いい秋色の眠りだった。

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顔を洗いがてら向かうのは、当然露天風呂。湯船にリンゴが浮かべてあった。仄かに甘酸っぱいリンゴの香り☆彡 こんな土着的で素朴なアイデア、、しみじみと、いいもんだなと想う^^

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このホテルには、また来よう。四季折々の高原の歌を聴きに・・・。
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旅ブログで「感じる」のもいいけど、季節の風物詩:紅葉は、やはりしっかりとライブで目に焼き付けておきたいよねぇ♪
さて、今年はどこで見ようかなっ( ̄▽ ̄)b  

Photo by 板橋区の印刷会社ギルマン 代表:三輪アキラ